④ ワークウェアの武骨さを中和する、計算された白
ジャケット=カーハート カットソー、靴下=ともにユニクロ デニム=リーバイス シューズ=ヴァンズ 帽子=キジマタカユキ 眼鏡=アイヴァン7285 腕時計=ロレックス アクセサリー=カルティエ
▶小林さんのスナップをすべて見る小林 寛さん(27歳)カーハートのダック地ジャケットに、リーバイスのデニム。そんなアメカジの王道ともいえるタフな質感のなかに、ユニクロのインナーがクリーンな空白を作り出す。
キジマタカユキの帽子やアイヴァン 7285の眼鏡で知的なエッセンスを加えつつ、手元にはロレックス&カルティエ。そんなハイエンドな小物使いを嫌味なく見せられるのは、インナーやソックスにユニクロを配して「引き算」を成立させているから。

⑤ インテリジェンスな小道具として、ユニクロの眼鏡が放つ存在感
ジャケット、シューズ=ともに不明 シャツ=ブルックスブラザーズ 帽子=ニューエラ 眼鏡=ユニクロ バッグ=古着 腕時計=ノット スカーフ=ラルフ ローレン
▶池村さんのスナップをすべて見る池村晋吾さん(37歳)“ブルックス”のシャツに“ラルフ”のスカーフを巻いた、端正なアメトラ・スタイル。そこに英国のフットボールクラブ、トッテナム・ホットスパーのキャップをハズしで投入する。このスポーツ×トラッドのクロスオーバーを、ユニクロの眼鏡が知的に繋ぎ、日常のスタイルへと鮮やかに着地させている。
国産ブランドのノット(Knot)を選ぶ堅実さも含め、身近なアイテムと歴史あるブランドを対等に扱う、大人の審美眼が光る。高価なモノで固めるのではなく、全体のバランスを優先した“顔回り”の最適解。

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主役のブランドを食わず、それでいて装いの品位を落とさない。その絶妙な中庸さこそが、ユニクロが大人に愛される最大の理由なのかもしれない。春の街歩き、自分だけの「名脇役」をユニクロで見つけてみてはどうだろうか。