
春の風を軽快にいなし、急な雨も気にしない。今、街の洒落者たちが絶大な信頼を寄せているのが、テクニカルな素材感の「シャカシャカ系」アウターだ。
アウトドアの機能性はそのままに、都会的なシルエットで着こなすのが現代流。軽やかで、それでいて頼りになる。そんな春の相棒を纏った5人の解答を検証する。
【写真12点】「ユニクロ、パタゴニア、ノースetc.春アウターは軽やかな“シャカシャカ系”が調子よし!」の詳細写真をチェック① “ノース”の機能美をサロモンで加速させる都会的ギア・スタイル
ジャケット=ザ・ノース・フェイス Tシャツ=ワラワラスポーツ パンツ=ニコアンド シューズ=サロモン 腕時計=アップル
▶︎平山さんのスナップをすべて見る平山丈夫さん(44歳)「シャカシャカ系」の代名詞、ザ・ノース・フェイスのジャケットを主役に据えた、機能美溢れるコーデ。アウトドアの出自を持ちながらも、全体を落ち着いたトーンでまとめることで、街に馴染む洗練された佇まいを構築している。
足元にはサロモンを配し、手元にはアップルウォッチを。アウターのテック感と小物たちのギア感が共鳴し、どこへでも行けるようなアクティブな機動力を演出。単なるスポーツウェアに終わらせず、シルエットのバランスで「大人の日常着」へと昇華させた、見事なテック・ミックスだ。

② “ノース”の素材感で遊ぶオール「黒」。足元の「白」が導く抜け感
ジャケット=ザ・ノース・フェイス ショーツ=グラミチ スニーカー=ワークマン 帽子=ワーズサウンズカラーズアンドシェイプス 眼鏡=ゾフ バッグ=バートン 腕時計=Gショック
▶︎田邊さんのスナップをすべて見る田邊憶音さん(27歳)“ノース”のジャケットにグラミチのショーツを重ねたオールブラック。同じ黒でも、アウターのテクニカルな質感とショーツのマットな風合いを対比させることで、単色特有の重さを解消し、奥行きのあるスタイルを構築した。
ワークマンのスニーカーから覗かせたソックスもいいスパイスで、重厚な黒のレイヤーに、一点だけクリーンな白を挿すことで、着こなしに鮮やかなアクセントと軽快な視覚効果をもたらしている。


③ 漆黒のパタゴニアで魅せる、ストイックな黒のレイヤード
ジャケット=パタゴニア パンツ=不明 スニーカー=サロモン 帽子=シエル 眼鏡=レイバン バッグ=フライターグ 腕時計=シャオミ
▶︎田口さんのスナップをすべて見る田口 武さん(24歳)全身を黒で統一しながらも、決して単調に見せない。主役のパタゴニアが見せるマットな質感と、パンツやサロモンのスニーカーが持つ質感。同じ「黒」の中でも微妙に異なる表情を重ねることで、カラーレスな装いに圧倒的な奥行きを生み出している。
シエルのキャップやフライターグのバッグといった、独自のバックボーンを持つブランドを黒というフィルターを通してミックス。顔回りのレイバンやシャオミの腕時計に至るまで、徹底して無機質なトーンを貫いた、究極のミニマリズム。
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