なぜ40代のゲームは損か。尊敬を失う「余裕のなさ」

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――若い世代がゲームをしているのは自然に見えるのに、40代男性だとそうは見えないのはなぜでしょう。「ゲーム=子どもの遊び」という価値観が根強いからです。
女性が男性に惹かれる要素の一つに“尊敬”がありますが、モンスターを倒す姿からそれを抱くのは難しい。
移動中にニュースを読んだり本を開いたりする姿の方が、知性や向上心を感じさせます。
――誰かと一緒にいる場所でのゲームは、さらに印象を悪くしますか。もちろんです。部下やパートナーがいる前でゲームを優先するのは、「あなたとの会話よりも、この画面上の数字の方が価値がある」と無言で宣言しているのと同じ。
実際、カウンセリング現場でもゲームが原因で別居や離婚に発展するケースは少なくありません。
――男としては「これくらいの楽しみ、放っておいてくれ」という気持ちですが……。その温度差は、脳の使い方の違いが影響していると言われています。一般的に、女性はコミュニケーションや関係性を重視し、男性は個の集中や勝負に価値を置く傾向があるとされてきました。
仕事のストレスを忘れるために、仮想の狩りであるゲームに没頭したくなる気持ちは理解できます。しかし、女性は常にその先に何があるかを見ているものです。
――現実的なリターンがあるかどうか、ということですね。ゲームのスコアが、明日のおかずに反映されるわけでも、二人の会話を豊かにするわけでもない。そう判断した瞬間、女性にとってその時間は無駄でしかありません。
そして、その無駄な時間に固執する男性は「生産性のない人」と見なされてしまうのです。
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