「スマホ断ち」で上書き。知性を醸し出す大人の休息術

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――とはいえリフレッシュは不可欠です。ゲームの代わりにどう休息を取ればいいでしょうか。年齢相応の方法にアップデートすることをおすすめします。
まず提案したいのは、物理的にスマホから離れる時間を作ることです。例えば昼寝。これは非常に有効です。
15分目を閉じるだけで脳はリセットされますし、周囲からも「お疲れ様」と労いの対象になりやすい。
――他にもおすすめのリフレッシュはありますか?「活字」です。私は漫画も推奨しています。
活字や絵を追うという行為は、受動的に映像を眺めるよりも脳の多くの領域を活性化させます。意識してページをめくり、文字を追う。その姿が周囲に与える静寂の知性のような印象は、ゲーム画面を見つめる姿とは格段に異なります。
――ついスマホに手が伸びる依存状態から抜けるにはどうすれば?「禁止」ではなく「上書き」です。理想のセルフイメージを先に作ってください。余裕のある大人の男として、その場にふさわしいアイテム(本や雑誌、あるいは単なる静寂)を選ぶ自分を想像するんです。
スマホを置いて本を読んでいる自分は、部下やパートナーからどう見えるか。余裕のある大人の男として振る舞いたいのであれば、その場にふさわしいアイテムは自ずと決まるはずです。
――本や雑誌、あるいはあえて何もしない静寂の時間。それを選べるのが大人の余裕だと。まずは1日15分からで構いません。スマホから物理的に距離を置く時間を作り、脳を自分を磨く楽しみで上書きしていく。これが、「小物感」から脱却する唯一の道です。
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