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家庭の平和は「報告」で守る。パートナーを味方につける秘策

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――家庭内でも、妻が忙しそうな横でログインするのは罪悪感があります。
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それは怒られて当然です(笑)。

女性が一番嫌うのは、関係性を無視して黙って自分の世界に消えてしまうことなんです。

――何も言わずに画面に没頭されると、シャッターを下ろされたような気分になりますね。
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ここで大事なのが、ビジネスの基本でもある「報告」です。

「イベントのノルマがあるから、今日だけはこの1時間やらせてほしい」と説明するんです。それだけで女性側も段取りが組めますし、「尊重されている」と感じて不満が大幅に軽減されます。

――具体的な理由と時間を提示するわけですね。

そうすれば女性側も、じゃあその間にお風呂に入っちゃおうかな、といった段取りが組めます。

ゲームの内容そのものは理解できなくても、自分を尊重して許可を求めるというプロセスが、不満を大幅に軽減させるのです。

――事前の声かけが、家庭内の平和を守る鍵になると。

お互いに歩み寄り、相手の時間を尊重する姿勢を見せる。それができて初めて、趣味としてのゲームは許容されます。

――結局のところ、ゲームそのものが問題なのではないのですね。

その通りです。それによって周囲への配慮を欠いた自分を晒してしまうことが、真の問題なのです。

大人の男性として、自分の時間が誰かの犠牲の上に立っていないか。自分の価値を下げていないか。

一度立ち止まって、手元の画面ではなく周囲の景色を見渡してみる。その余裕こそが、小物感からの脱却ですね。


スマホゲームは、孤独を癒やし、退屈を埋めてくれる便利なツールだ。しかし、その手軽さと引き換えに、私たちは「他人からどう見られているか」という客観的な視点を失いがちである。

スキマ時間を現実からの逃避に使うか、それとも自己の成長に充てるか。そのわずかな選択の積み重ねが、数年後の自分の顔つきと、信頼を左右する。

手元の画面を消したとき、そこに映る自分は果たして理想の姿だろうか?

岡田 圭(Verb)=取材・文 アントレース=編集

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