ディテールに宿る限定ゲレンデの個性



吉成選手にお気に入りのポイントを聞くと、まず挙がったのはボディカラーだった。「黒に見られがちなんですが、実際は深い紺色で。派手すぎないけど、個性があって好きです」。
限定車仕様ブラックのホイールも、車体の色みにマッチする。奥ゆかしいボディカラーとの組み合わせが、全体をより精悍に見せている。


ガシャンと気持ちいい快音を放つドア。その開閉機構にもゲレンデらしさを感じて気に入っているという。
「ボタンを押しながら引く扉も特徴で、他にはあまりない感じがして良いんですよ」。

一方で車内は、外観の力強さとは対照的に落ち着いた雰囲気だ。ブラックで統一されたラゲッジまわりは余計な装飾がなく、引き締まっている。厚みのある後部座席やキルティングのサイドパネルには、武骨でありながら上質感が漂う。
さらに、快適装備の充実ぶりにも驚かされた。シート内部のエアバッグが身体を支えるダイナミックシートは、コーナリング時の体のブレを抑えてくれ、見た目の迫力だけで終わらない快適さもある。運転席と助手席に備わるマッサージ機能は特にお気に入りで、たまに車内で仮眠するときにも使うという。
ステアリングの根元には、赤いキーホルダーらしきものを発見。長年懇意にしている、タイに住んでいるトレーナーから貰った、交通安全のお守りだという。「ずっとお世話になっていて。タイに行けてなくとも、毎年送ってくださるんです」吉成選手。
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