オーカーの代名詞であるオールインワン美容液は、ナイアシンアミドやバクチオール、CICAなどの話題の美容成分に、浸透力を高める独自のナノプロテインカプセルを搭載。乾燥やテカリ、くすみ、ヒゲ剃りによるダメージなど、OCEANS世代の肌悩みに全方位的にアプローチする。ベルガモットや洋ナシが重なるウッディ&ムスクの香りも人気の理由。50ml 4270円/オーカー 03-4572-0110
ブランドの看板商品「オーカー ザ セラム」を開発した理由もそこにあった。
「以前、化粧品会社で製品開発に携わっていました。そのため、洗面所には化粧水、美容液、乳液とひと通り揃えていましたが、毎日完璧に続けるのは難しかった。ただ、結局スキンケアでいちばん大切なのは、毎日続けることなんです」。
さらに調査を進めるなかで、多くの男性が化粧水止まりで、乳液まで行き着いていない現実も見えてきた。
「それならば、最初から1本で基本的なスキンケアを完結させる美容液を作るほうが合理的だと確信したんです」。

開発にあたり、最も重視したのは、オールインワン特有の“中途半端さ”を解消することだった。
「化粧水は保水、乳液は保湿と、それぞれの役割が明確です。その両方を1本で成立させようとすると、どうしてもどっちつかずになりやすい」。
その弱点を克服するため、処方設計に徹底的に向き合った。鍵となったのは、独自のナノプロテインカプセルである。
「目指したのは、化粧水レベルの保水力と乳液レベルの保湿力を両立させること。男性の肌は水分量が少ない一方、皮脂量が多くて外的ストレスにも弱い。その特性に合わせた肌設計によって、角層に必要な潤いを効率よく届け、長時間キープできる構造を考えました」。
当然、使い心地にもこだわった。
「多くの男性が苦手とする、もっさり感やべたつきは徹底的に排除しました。男性の肌に合わせた処方になっているので、塗ってからしばらく時間が経っても、潤いの持続や肌コンディションの安定を実感できると思います」。
香水をイメージした香りや手触りのいいスタイリッシュなガラスボトルにも理由がある。
「感覚は習慣化をサポートする大切な要素。使うたびに気持ち良さを感じられれば、スキンケアは自然と長続きしますから」。
昨年春に発売された「オーカー ザ セラム」は大きな反響を呼び、さまざまな媒体でコスメアワードを受賞。現在も品薄状態が続いている。
そう、オーカーのようなオールインワンは、もはや手抜きの手段ではない。ユーザーを迷いと手間から解放しながら、なおかつスキンケアを続けることによる確かな手応えをもたらす——現代で最も合理的で誠実なスキンケアメソッドなのだ。
OCEANS4月「Shopping Manual」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!