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2026.03.22

「ポルシェ911」初のハイブリッド! エンジン音は? 走行性は? 安東弘樹が徹底レビュー


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「クルマスター☆安東弘樹のDRIVE TALK」とは……
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伝統のスポーツカー「911」初のハイブリッドが登場!

量産ハイブリッド「T-Hybrid」を採用。3.6L水平対向6気筒に電動ターボとモーターを組み合わせ、システム出力は約541PS。
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軽量化と俊敏性を軸に、日常性と走りを高次元で両立。“万能911”というキャラクターを担う一台を、安東弘樹さんはどう評価する?

「911」初のハイブリッド。だけど、ちゃんと「911」の仕上がり

2379万円〜/ポルシェコンタクト

2379万円〜/ポルシェコンタクト 0120-846-911

「PORSCHE 911 CARRERA GTS」
ボディサイズ:全長4555×全幅1870×全高1295mm
ホイールベース:2450mm
車両重量:1610kg
駆動方式:RR
エンジン:3.6L水平対向6気筒ターボ+モーター
トランスミッション:8速PDK
最高速度:312km/h
エンジン最高出力:485PS(357kW)/ 7500rpm
エンジン最大トルク:570N・m(58.1kgf・m)/ 2300-5000rpm
システム最高出力:541PS(398kW)
システム最大トルク:610N・m(62.2kgf・m)


2026年初乗り。ポルシェ911 カレラGTS(タイプ992・2)にお乗りいただきます。

「ついに来たな、って感じですよね。911初のハイブリッドって聞くと“燃費良くなるの?”って思う方もいると思いますが、違うんです。燃費じゃなくてパワーのためのモーター。ここがポイントです!」。

エコのためじゃない。

「まさに。エンジン始動時も“え、普通にエンジンかかるし”みたいな。良くも悪くもハイブリッド感ほぼゼロ。電動のみの走行はできないんです」。

見た目も、しっかり最新顔ですね、4灯のLED。

「最近のポルシェのアイコンですよね。WEC(FAI世界耐久選手権)で走るポルシェマシンと同じ顔で大好きなのですが、今年からハイパークラスでポルシェは走らないのです。とても残念です」。

「取材車両の仕様はGTS×センターロックホイール。この存在感が段違い。レーシングカー由来の説得力で、足元が一段シャープに見えるし、あえての黒キャリパーの落ち着きもいい。とはいえオプション価格約170万円という現実に引き戻される感じがまたポルシェ。街乗りメインだと、ちょっと贅沢すぎるかも?」。

「取材車両の仕様はGTS×センターロックホイール。この存在感が段違い。レーシングカー由来の説得力で、足元が一段シャープに見えるし、あえての黒キャリパーの落ち着きもいい。とはいえオプション価格約170万円という現実に引き戻される感じがまたポルシェ。街乗りメインだと、ちょっと贅沢すぎるかも?」。


そして足元は!

「はい、格好いい。標準装備のセンターロック式ホイール。しかも巨大セラミックのブレーキで、キャリパーがあえてのブラック。昔の“イエロードーン!”とは違う、大人な仕様です」。

レーシーだけど控えめです。



「ここでお金の話をすると。車両価格が2300万円で、この仕様でオプションが700万円超え。合計約3000万円。もはやかつてのターボ級のプライス!」。

昔はビジネスパーソンでも頑張れば買える、というのがポルシェ911でしたよね。

「ローン組めば……って時代がありました。私が買った911タイプ997もまさにそうだったし。今はもう、普通の人が買えるスポーツカーじゃない。別の生き物。911が、というより時代が変わってしまいましたね。少し寂しいです」。



では早速、乗り込みましょう。ん? シート、これ……。

「バケットタイプですね。上下と前後は可動しますが、リクライニングはなし。いや、これサーキットなら最高ですよ。でもね。私みたいな長距離運転好きには、この角度が腰にくる(笑)」。

「試乗車にはオプション価格80万2000円のフルカーボンバケットシートが装着されていました。ホールド性は申し分ないですが、リクライニングできず。サーキットなら正解でも、街や長距離では覚悟が必要でしょうか……。日常も含めて楽しみたいなら、2+2の標準シートを私は選びます」。

「試乗車にはオプション価格80万2000円のフルカーボンバケットシートが装着されていました。ホールド性は申し分ないですが、リクライニングできず。サーキットなら正解でも、街や長距離では覚悟が必要でしょうか……。日常も含めて楽しみたいなら、2+2の標準シートを私は選びます」。


1000km平気で走る安東さんも、さすがにこのシートは相性悪そうですね。

「これはちょっと自信ないですね。GTSって、個人的にはグランドツーリング寄りでもいいと思うんです。なのにこの仕様だと、気持ちが完全にサーキットへ引っ張られてしまいます。正直GT3で良くない? って気持ちも一瞬よぎりつつ、もちろん、キャラクターは違うんですけど」。

コクピットもついにフルスクリーンになったんですね。

「メーターがデジタルでも、ちゃんとアナログ風の伝統的な5連メーターにもできます。表示の切り替えも直感的。わかってるなぁ、ポルシェ。経験値がある人なら、すぐ馴染むと思う。ただバケットシートへの乗り込みは儀式的です(笑)」。
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