右●14万5000円、左●23万円/ディオール(クリスチャン ディオール 0120-02-1947)
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すべての写真を見る 足元が軽くなると春だなと思う。革靴やブーツから、キャンバススニーカーへ。スニーカーはシューズクロークの中の馴染みの一足ではなく、新しい季節に相応しい、異なる趣の一足が欲しい。
そんな気分にフィットするのが、ディオールの2026年サマー コレクションに登場した「ディオール ソルトウィンド」だ。アメリカの海兵隊がボート乗船時に履いていたというキャンバススニーカー。そのスニーカーの様式を、ディオールのスタイルを通じて再解釈したのである。形は昔ながら、でも、やっぱり、デザインが非凡だ。
左はアッパー全面に凝った刺繍を施したタイプ。タペストリーのようなその意匠からは、どこかオリエンタルなムードも感じられる。代官山にオープンした世界3店舗目となるコンセプトストア「ディオール バンブーパビリオン」の限定商品で、その刺繍は古くからの装飾編みのひとつ「マクラメ編み」とクロスステッチを施したもの。一足の製作には80時間を要するという。
右のスニーカーの刺繍は四つ葉のクローバー。シンプルだけどフックがあるし、そのモチーフが幸運を呼び込むかもしれない。どちらを選んでも、コーディネイトに上品なアクセントが加わるはずだ。
いつものキャンバススニーカーから漂うのは、いわばカラリと乾いたアメリカ西海岸の風。でもこのスニーカーからは、もっと豊かなニュアンスの、ラグジュアリーな“潮風”が薫る。
OCEANS4月「Shopping Manual」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!