金沢長右衛門
少しまちなかに戻って、家族へのおみやげも物色したい。金沢といえば伝統工芸も気になるので小川が流れるせせらぎ通りにある「金沢長右衛門」へ。
いわゆる九谷焼のお店だが、どうやら典型的な九谷焼とは一味違うようだ。シンプルな絵付けで、使いやすそうな湯呑みや茶碗が並んでいる。湯呑みをよく見ると、なんとレコードで遊んでいたり、ラジカセを担いでいたり、BMXに乗っていたり。なんともストリートな絵柄があった。
湯呑 笛吹 7150円
実はここは、明治12年創業、九谷焼の名家「上出長右衛門窯」のフラッグシップショップ。窯元を代表する伝統的な絵付けである「笛吹」は、本来は文字通り笛を吹いている絵柄なのだが、それをさまざまな“遊び”にアレンジしたというわけだ。生み出しているのは六代目の上出惠悟さんだ。
サーファー箸置き。2640円
さっそくひとつ「ドラム」を購入。ほかにもトランペットやピアノもあって、バンドとして揃えたい物欲をぐっと我慢する。さらに、本来は井戸を覗いている茶道の世界の意匠「一閑人」が、同じようなポーズでサーフボードに乗る箸置きも発見。こちらも購入。伝統と現代のウィットがミックスした、気の利いたおみやげを調達できた。
7/8