メルティング・ポット
レコードを掘っていたら、もう少し曲を聴きたい気分に。ちょうどお茶もしたいし、糖分も補給したいので、レコードカフェバー「メルティング・ポット」に向かう。
アメリカの郊外にありそうな雰囲気の店内に入ると、ステージの上にいきなり大きなラタンの椅子が鎮座している。「エマニエル夫人」の椅子というとわかりやすいが、さまざまなブラックミュージックやブラックムービーでモチーフとされてきたもので、お店のシンボルにもなっている。

店内にはブラックミュージック系を中心としたレコード、そして本や雑誌が並んでいる。これらは店主自身が趣味として収集していたものだそう。SNSやAI時代に逆行するアナログ文化をあえて発信することは、むしろ現代に足りないピースともいえるだろう。店名も1970年に発売されたBooker T. and the M.G.'s.の曲名から。

ランチからバータイムまで営業しているので、いろいろな使い方ができる。お店の中央にターンテーブルがセットされていて、週末はよくパーティが行われるそうだ。今回はカフェ利用だったが、今度はカウンターに座ってバータイムを楽しみたいと思った。音楽やカルチャーに造形が深い店主と話しながら、夜な夜な集う金沢のミュージックラバーたちと語らいたい。
BOW WOW BROWNIES & ICECREAM 600円、バナナミルク500円
6/8