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2026.01.27

時計

「みんなと同じロレックスだと照れくさい」。スタイリスト鈴木 肇の「ミルガウス」という選択


連載「名刺代わりの“ROLEX”」
人生に寄り添うロレックスの話。出会いのエピソードやモデル選びのこだわり、着こなしとの相性、その時計とともに刻んできた時間まで。市場価値では決して測れない、その人を映し出す“名刺代わりのロレックス”を聞いた。
【写真8点】「スタイリスト・鈴木 肇さんが選んだミルガウス」の詳細を写真でチェック
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スタイリスト・鈴木 肇さんとロレックス「ミルガウス」

1976年生まれ、愛知県出身。大学卒業後にアパレル業界を経てスタイリストの道へ。坂崎タケシ氏に師事した後、2005年に独立。以降、ファッション誌や広告・カタログを中心に、アーティストやアスリートのスタイリングなど、幅広いジャンルで活躍している。

1976年生まれ、愛知県出身。大学卒業後にアパレル業界を経てスタイリストの道へ。坂崎タケシ氏に師事した後、2005年に独立。以降、ファッション誌や広告・カタログを中心に、アーティストやアスリートのスタイリングなど、幅広いジャンルで活躍している。



ロレックスが誇る異色の耐磁時計「ミルガウス」。一度は1990年前後に生産終了となるが、2007年に復活を果たした。なかでもホワイトダイヤルにオレンジの稲妻秒針を組み合わせたモデル(Ref.116400)は、“トロピカルマンゴー”の愛称で親しまれ、現在も高い人気を誇る。ムーブメントにはパラクロム合金製ヒゲゼンマイを採用した専用キャリバー「Cal.3131」を搭載。ケース内部にはムーブメント全体を覆うインナーシールドを備え、外部からの磁気の影響を大幅に低減している。

“異端好み”のきっかけになったミリタリーウォッチ

鈴木さんがロレックスと出合う以前、腕時計はあくまで時刻を知るための実用的な道具だった。
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「大学でサッカーをやっていた頃、当時ブームになっていたG-SHOCKを買いました。はっきり覚えてはいませんが、よくあるベーシックなモデルだったと思います」。

仕事を始めてからもしばらくは、G-SHOCKを使い続けていたという。

「スタイリストという仕事柄、ガシガシ扱える時計が一番でした。ユナイテッドアローズが別注した『AW-500』やスントのチタンモデルを使っていた時期もありましたね」。



依然として腕時計は“道具”だったが、2000年代前半、アノーニモとの出合いをきっかけに、その意識が少しずつ変わっていったという。

「アノーニモはイタリア海軍のミリタリーウォッチをルーツにしているだけあって、装飾性は控えめ。でも、道具としての信頼性がきちんとある。何より、ブランドとしての立ち位置がちょうどよかったんです。背景は重厚だけれど、オメガやパテック フィリップのような、誰もが知る王道ではない。そこに惹かれたんです」。

“出自は正統ながら、立ち位置は異端”という嗜好は、のちにロレックスを選ぶ際の判断軸にもなっていく。
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