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人生の転機となった「ドレスとの出会い」


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そんな相田さんのスタイルに変化が訪れたのは大学生のとき。

「トレンドを追うのが自分に合わない気がして。まずは自分の体型に合うものを探そうと親友とトゥモローランドへ行きました。そこで出会ったドレス担当スタッフの着こなしが、衝撃的に格好良かったんです。その人から『アパレルをやるなら、基本の“キ”であるスーツから始めた方がいい』と教えてもらいましたね」。

その言葉を胸に、卒業後は「シップス」へ入社。そこから彼の“ドレス畑”でのキャリアがスタートする。
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もちろん、その間もリーバイスとの邂逅はあった。と言っても、「一本持っておくか」ぐらいの感覚で、頻繁に穿くことはなかったようだ。

「初めて買ったジーンズは、実はリーバイスじゃないんですよ。たしかイタリアブランドだったと思います。リーバイスに興味を持ったのは雑誌『Boon』の影響から。ヴィンテージ特集をやっていて、そこから学び始めましたね。地元・札幌にはアーチとハンジロー、シカゴぐらいしか大きな古着店さんがなかったので、そのあたりが行きつけになりました」。



軽石で擦ったり、穿いたまま風呂に入ったりといった“当時の作法”も一通り経験した。だが、あくまでそれは通過点。着こなしの主役になることはなかった。
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