
アメカジ、古着、ストリート。そんな門戸を叩いてきた大人なら、ジーンズ、あるいは「リーバイス」を語る際に熱が入るのは当然のこと。だが、なかにはそんな王道と“適度な距離”を保ってきた人もいる。
今回登場していただくのは、ブランド事業・コンサル事業を展開する「MOON-X」の広報であり、業界内でもオシャレ番長として知られる相田正輝さん。早くからファッションに目覚め、あらゆるジャンルを通過してきた彼だが、意外にもリーバイスに対しては常にドライなスタンスだったという。
そんな彼が今、なぜあえてワードローブにリーバイスをラインナップさせているのか? その真意を探った。
【写真21点】「元プレスが30代半ばで購入した501、523」の詳細を写真でチェック 紹介してくれたのは……
相田正輝(あいだ・まさき)●大学卒業後にシップスへ入社し販売スタッフとしてキャリアをスタート。その後メンズのプレスに就任し、紙面上でもそのファッションセンスを遺憾なく発揮する。退職後、国内商社を経て現在は、ブランド事業・コンサル事業を展開する「MOON-X」の広報へ転身。
リーバイスは、あくまで「選択肢のひとつ」というスタンス

相田さんのファッションの原体験は、アメトラやハマトラに傾倒していた両親の影響が大きい。小学校高学年にはすでに服へのこだわりが芽生え、中学生になると当時全盛だった「ヒステリックグラマー」や「PPFM」をチェック。
さらに、地元・北海道のカリスマであり、『水曜どうでしょう』の“ミスター”こと鈴井貴之さんが「カバンドズッカ」を買っていると聞けば、すぐさま追いかける……。そんな高感度な少年時代を過ごした。

高校時代は「フラボア」の独創的なデザインに惚れ込み、その後も「ナンバーナイン」や「ネイバーフッド」といった裏原ストリートから、「コム デ ギャルソン」などのデザイナーズまで、トレンドの最前線を駆け抜けてきた。
「当時は個性を追求して、マニキュアを塗ったり頭の半分を金髪にしたり。やりたい放題でしたね(笑)」。
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