ストレッチ① 太もも裏テニスボールストレッチ
1つ目は、テニスボールを使った太ももを伸ばすストレッチです。テニスボールが家にない場合は、ハンドタオルを丸めて使用しましょう。
1. 椅子に座り、太ももの裏にテニスボールを当てる
2. 各10秒ずつ、片方の太ももの上・中・下の3カ所に体重をかけて圧迫する
3. 反対の太ももで1〜2を実施する 基本的には、痛みが出るストレッチはNGです。“痛気持ちいい”くらいを目指して圧迫してください。片側30秒で計1分ほど、圧迫したら完了です。
ストレッチ② お尻の筋肉テニスボールストレッチ
2つ目は、テニスボールを使ってお尻の筋肉をほぐすストレッチです。お尻の筋肉も腰痛に大きく関係しています。ここを緩めることで、股関節周りの動きが良くなり、腰への負担を減らせます。
1. 横向きに寝て、お尻のえくぼ部分(お尻の横の出っ張った骨からテニスボール2個分ほど後ろ)にボールを当てる2. 痛くない範囲で30秒圧迫する
3. 反対のお尻で1~3を実施するぎっくり腰になって横向きになると痛みが増す場合は、無理してこのストレッチをやるのは避けましょう。1〜2日様子を見てから始めてください。
ストレッチ③ 大腰筋押しストレッチ
3つ目は、テニスボールを使わずに実践できるストレッチを紹介します。おへそから斜め下10センチあたりにある大腰筋をほぐします。

大腰筋は姿勢を支える重要な筋肉です! ここが硬くなると腰痛やぎっくり腰のリスクが高まります。動きを伴わないので、痛みがあっても安全にできるストレッチです。
1. 仰向けまたは横向きに寝て、おへそから斜め下のポイントを指の力で圧迫2. その状態でゆっくり10回深呼吸3. 反対側の大腰筋でも1~2を実施する大腰筋にアプローチできるだけではなく、深呼吸は体全体がリラックスでき一石二鳥のストレッチです。
以上が、基本的なぎっくり腰予防・改善ストレッチです。上記の動きを1セットとして、1日に3セットを目安に今日から実践してくださいね。
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