
人気コンテンツ「街角スナップ」で、おしゃれな大人の時計事情を長年にわたって観測してきた我らOCEANS。ここ数年、時計の愛用率TOP3に間違いなくランクインしているのがアップルウォッチだ。
アップルらしい洗練されたスタイルに共感したユーザーは多いはず。その一方で、日々のライフスタイルに役立つ多彩で優れた機能にもはや手放せなくなったという人も少なくないだろう。
そんなアップルウォッチに、大事な大事な新機能が追加された。その詳細をお伝えしていこう。
【写真3点】「自覚症状のない“あの病気”から身を守る。アップルウォッチの新機能とは?」の詳細写真をチェック
高血圧パターンの通知機能は、アップルウォッチ シリーズ 9以降とアップルウォッチ ウルトラ 2以降で利用可能。
去る12月4日に追加された新機能はズバリ、高血圧パターンの通知機能だ。これは光学式心拍センサーから得られるデータをもとに、血圧が高い状態が続くパターン、つまり高血圧パターンが検出された場合にユーザーへ通知するというもの。1枚目の写真がその際に表示される画面である。
高血圧が続くと血管にダメージが蓄積し、動脈硬化が進行する。これにより心臓発作や脳卒中、腎臓疾患といった重大な病気のリスクが飛躍的に高まるという。さらに厄介なのは、高血圧は前述した病気が発症するまで、自覚症状がほとんどないケースが非常に多いことだ。
事実、高血圧患者の多くは医師の診察を受けておらず、医療機関での受診時も1回の測定だけでは見落とされやすいため、診断されないままになっていることも珍しくない。つまり予防策として重要なのは、自身の血圧状態を日々把握し、変化に気づくことなのである。

そうした観点で鑑みると、全世界に潜む“無自覚な高血圧パターン”を抱える人々に対する、アップルウォッチの貢献度は計り知れない。アップル社の予測によれば、導入から最初の1年以内に診断されていない高血圧パターンを抱えた100万人以上の人々にこの機能を通じて通知が届くという。
自身を知り、行動や習慣を変え、ときに命を守る。そんな健全なライフスタイルを支えるアップルウォッチ。肌身離さず身に着ける理由が、またひとつ増えたのだ。
[問い合わせ]Apple Storeコールセンター
0120-993-993