ファッション産業は今、気候変動、生態系への影響、大量生産・大量廃棄といった避けて通れない課題と向き合っている。その現実に対し、真正面から向き合い続けているのがゴールドウインだ。
2024年に掲げたパーパスは「人を挑戦に導き、人と自然の可能性をひろげる」。このメッセージには“地球環境を再生し、未来の世代に美しい自然を手渡す力となること”という思いも込められている。
今回、それを体験できる場として、期間限定の書店「Nature Observation Bookstore」をオープン中。ただ単に本を買う書店ではなく、「自然・環境・人間・遊び」を、知と感性の両面から観察するための場所となっている。
【写真11点】「自然を“観察”し直す。ゴールドウインがつくる、未来と対話する書店」の詳細を写真でチェック 約800冊の「自然を考える本」

会場には、自然科学、哲学、アート、スポーツなど、多様な視点から“人と自然の関係”を問い直す約800冊が並ぶ。ここでの読書は、情報の消費ではなく、他者の自然観と出合い直すための時間だ。さらに、書籍を購入した来場者には、ゴールドウインのビジュアルブック『A STUDY OF THE RHYTHMS OF NATURE』が一冊、無償で手渡される。



この本は地球の運動をテーマに、自然の循環を写し取った写真と、環境と向き合うクリエイターたちの声を収録した観察記録。見る、読む、考える。すべてが「自然と再接続する」ことに目が向けられている。
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