④ “柄オン柄”をブルーのロングコートで包み込む
コート、カーディガン、Tシャツ、デニム、バッグ＝すべて古着 シューズ＝ノーブランド 眼鏡＝ゾフ 腕時計＝スント
▶︎川村さんのスナップをすべて見る川村節夫さん （46歳）ジョイ・ディヴィジョンのTシャツと、アニマル模様のショルダーバッグ。ユニークな“柄オン柄”を古着のコートで包み込み、全体にはブルーグラデを施すという強者の選択が光る。
しかもデニムまで含めて全部古着でコーディネイトして、9分丈のデニムとジャーマントレーナー的な足元との“繋ぎ”には紫のカラーソックスを配置。圧巻のオリジナリティ。
⑤ 老舗の黒が演出するオールブラックの深み
コート＝ブラックシープ カットソー＝ギルティレザーファクトリー パンツ＝ワイパー シューズ＝ヴァンズ 帽子＝マウンテンリサーチ 眼鏡＝ポラロイド
▶︎とんかつさんのスナップをすべて見るとんかつさん（39歳）カーディガンを引き伸ばしたような変わりダネは、英国の老舗ニッターが手掛けた由緒ある黒。そのナチュラルな色味をアクセントに据え、深みあるオールブラックを満喫する。
リラックス感のあるルーズシルエットのなか、胸元と足元で白をピンポイントで効かせたのもポイント。フロントにひとつだけ輝く銀色のボタンと共鳴し、繊細なヌケを生む。
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リアルな話をするならば、ロングコートは今冬も十分に通用する。トレンドのど真ん中ではないかもしれないけれど、王道であることには違いない。要は、どう着るか。自分らしく、冬らしく、気持ちのいいスタイルを追求してみて。
