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2025.11.24

ファッション

パタゴニア 東京・京橋で聞いた2025年秋の人気アウター4選。アプデされた「レトロX」「R1」も!


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今秋、都内8店舗目として新規オープンした「パタゴニア 東京・京橋」。2階建て約100坪の空間には木の温もりがあふれ、登山やトレイルランニングといった専門的なギアから、日常で使えるライフスタイルウェアが数多く並ぶ。

活動的に動きたくなる秋。気候の変動が多いからこそ、優しく寄り添ってくれるアウターが必須だ。新店舗から今シーズンにおすすめのアウターを4着ご紹介。
今回訪れたのは……
「パタゴニア 東京・京橋」
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「パタゴニア 東京・京橋」は、2025年9月にオープンした都内8店舗目のブランド体験型ストア。木造ハイブリッド構造の「京橋キノテラス」内にあり、環境配慮と木の温もりを感じる空間が特徴。テクニカルからライフスタイルウェアを豊富に揃えるほか、修理や再販を行う「Worn Wear」も常設している。

「パタゴニア 東京・京橋」は、2025年9月にオープンした都内8店舗目のブランド体験型ストア。木造ハイブリッド構造の「京橋キノテラス」内にあり、環境配慮と木の温もりを感じる空間が特徴。テクニカルからライフスタイルウェアを豊富に揃えるほか、修理や再販を行う「Worn Wear」も常設している。


住所:東京都中央区京橋2丁目4番12号 京橋キノテラス
電話:03-3214-2101 
営業:11:00~19:00 
定休日:毎月第3水曜日
HP:https://www.patagonia.jp

話を聞いたのは……
左]きのっちさん●パタゴニア 東京・京橋スタッフ。歴25年のパタゴニアのベテラン。趣味はサーフィン。身長174cm。[右]ひろしさん●パタゴニア東京・京橋スタッフ。トレールランニング歴10年。走るのは主に高尾山。

[左]きのっちさん●パタゴニア 東京・京橋スタッフ。社歴27年のパタゴニアのベテランスタッフ。趣味はサーフィン。身長174cm。[右]ひろしさん●パタゴニア東京・京橋スタッフ。トレイルランニング歴10年。走るのは主に高尾山。身長180cm。


「レトロX」が20年ぶりのアップデート!



フリースの元祖といわれるパタゴニアのレトロX。OCEANS読者にも馴染み深いアイテムが、20年ぶりにアップデートされた。どこが変わったのか興味津々。早速、紹介してもらおう。

ーー「レトロX」は今年アップデートされたようですね。

きのっちさん そうなんですよ。パタゴニアを象徴する「レトロX」は長く愛される定番ですが、この度、刷新しました。弊社のフリースを生み出したデザイナーの1人が“最後の大仕事”としてプロジェクトを立ち上げ、精魂込めて仕上げたのがこちらです。

「メンズ・クラシック・レトロX・ジャケット」 3万7400円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447)

「メンズ・クラシック・レトロX・ジャケット」 3万7400円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447)


ーーどんな点が変わったのか気になります!

きのっちさん 変更点は3つあります。まず、表地に使われているフリースがリサイクルポリエステル100%になりました。海岸に落ちているプラスチックごみを再利用した「リプリーブ」というリサイクルプラスチックを使用しているのがポイントです。海岸を元の姿に戻そうという取り組みですね。

2つ目はバギーズショーツの素材にもなっているネットプラスを襟元とジッパー、パネルに採用した点。これは、廃漁網をリサイクルしたリサイクルナイロン100%です。

防風パネルを使用していない新しいレトロX。柔らかさは一目瞭然だ。

防風パネルを使用していない新しいレトロX。柔らかさは一目瞭然だ。


ーーより環境に配慮したアイテムになったわけですね。

きのっちさん はい。そして3つ目が大きな変化。これまで長年使用してきた「防風フィルム」を省いたんです。パタゴニアは今年中にすべての製品から生態系に悪影響を与えるPFASを取り除くという目標を掲げています。

その一貫で、フィルムの使用をやめ、タフタという生地を裏地に採用することで同等の防風性を実現しました。

身長180cm、体重66kgのひろしさんが着用しているのはLサイズ。

身長180cm、体重66kgのひろしさんが着用しているのはLサイズ。


ーー防風パネルはレトロXの大きな特徴でしたよね。それがなくなったいま、着心地はどうですか?

ひろしさん 生地がすごく柔らかくなったので、着たときのこわばりがないですし、肩周りもすごく動きやすいです。着心地がいいですよ〜。ちなみに僕の身長は180cm、体重は66kg。着用しているのはLサイズです。



きのっちさん 旧モデルのレトロXも1〜2年経てば体に馴染んで着やすくなりますが、新製品は買った時から馴染むので、着心地の良さは格段に増していると思います。

ひろしさん ジッパーを上げきっても、顎や首にぜんぜん当たりがない。毎日手に取りたくなるアウターじゃないかと思います。



ーーカラー展開も多いですね。

きのっちさん カラーバリエーションは、ひろしの着ているカスケードグリーンと赤茶。そしてグレーにネイビー系、大定番の配色・ダークナチュラルの計5色展開です。

ひろしさん 色で雰囲気がガラっと変わりますよね。選択肢が豊富なのできっとお好きな1枚が見つかると思いますよ。

「メンズ・クラシック・レトロX・ベスト」 2万7500円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447)

「メンズ・クラシック・レトロX・ベスト」 2万7500円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447)




ーーレトロXのベストタイプもあるんですね。

きのっちさん 「レトロX・ベスト」は季節の変わり目におすすめの一着です。ロンTシャツや、ネルシャツをなかに着てレイヤリングを楽しむことができます。まさに、ベスト・イズ・ザ・ベストと言えるのではないかと(笑)。

一方、さきほどのロングスリーブのレトロXは厳冬期でも十分な保温性を備えているので、寒い日はもちろん、春先まで着ていただけるアウターだと思います。
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