ここ数年、真冬アウターの主流はロングコートの模様。今年もその傾向は衰える様子もなく、街角には“丈長族”が幅を利かせている。その最新事情はどんな感じ？ みんなどのブランドが好み？ コーディネイトはどうする？ 早速、突撃パパラッチ！
【写真11点】「アウターは丈長め派が選ぶブランドは？」の詳細を写真でチェック① シティ派必見のテアトラはグッドシルエットが魅力
コート、パンツ＝ともにテアトラ Gジャン＝アルヴァナ シャツ＝キャプテンサンシャイン シューズ＝ナイキ 眼鏡＝スタンシーラマー
▶今井さんのスナップをすべて見る今井 丈さん（45歳）機能が充実していながら、アウトドアな見た目とは一線を画す都会派アウターの牽引役であるテアトラ。ロングコートは袖や身幅がたっぷりとしたシルエットで、大きめのフードが利いた、まさにシティ派必見の仕上がり。
そのルックスを活かすなら、例えばデニムジャケットやチェックシャツをインナーに挟んでアメカジ感を加えたり、シックなワイドパンツやテックなスニーカーで下半身をまとめるのが成功の秘訣。
② ブラックアウターをスニーカーでこっそりに遊ぶ
コート＝テアトラ ニット＝バウス デニム＝コモリ シューズ＝ヴァンズ 腕時計＝オメガ バングル＝ナバホ
▶松野さんのスナップをすべて見る松野大輔さん（39歳）こちらも同じブランドだけれど、丈感が異なる一着を愛用した。テアトラはやっぱりデザインを抑えたオールブラックが魅力。ということで全身も黒で固めるのがいちばんしっくりくる。
すると、ベージュ系の落ち着いたスエードスニーカーでも気の利いたアクセントになってくれる。派手なファッションが苦手の人でも、こんな色遊びは大歓迎だろう。
③ 古着のコートは「正反対の要素」を合わせる
コート＝古着 ジャケット＝リーブルメント パンツ＝エーディーエーエヌ シューズ＝不明 帽子＝ジ エルダーステイツマン 眼鏡＝レトロスーパーフューチャー
▶永吉さんのスナップをすべて見る永吉優世さん（40歳）古着のロングコートは程良い“いなたさ”がコーディネイトに味を加えてくれるのがいいトコロ。ショールカラーとフードの裏地によってバイカラーとなった一着はまさにそれ。
その“いなたさ”を十分に活かすならば、ほかは正反対の要素を持ってくるといい。例えばブラックレザージャケットの色気だったり、レクタングルのサングラスや黒パン＆レザーシューズで生み出すモードな雰囲気など。こうして好バランスな装いは作られるのだ。
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