
しっかり暖かいのに動きやすい。そのままクルマを運転しやすく、脱いでも邪魔になりにくい。近年さまざまな理由から人気を集める短丈アウターだけど、なかでも「MA-1」と「スタジャン」が旬の2大巨頭みたい。ってことで、洒落者たちの選びとこなしをチェック!
【写真15点】「今っぽさが薫る大人のアメカジスタイル集」の詳細を写真でチェック① 光沢感と短丈デザインで、オールブラックを軽やかに

ブルゾン=ジョンローレンスサリバン パンツ=ユニクロ スニーカー=アシックス
▶太田さんのスナップをすべて見る太田翔平さん(27歳)米国空軍由来のフライトジャケットであるMA-1は、冬のアメカジを彩るマスターピース。デザインの派生は幅広く、手掛けるブランドやカラバリはそれこそ星の数ほど存在する。
今の気分で着るなら、断然ブラックが便利っぽい。モノトーンでまとめても、生地の光沢感やショートな丈感が全体の重さを和らげて軽やかにリズムチェンジ。シュッと決まる。

② 超ショート&フレアがぶつかるナイスバランス

ブルゾン=ノーブランド トレーナー=ギャップ パンツ=イージー×ギャップ シューズ=ニューバランス 帽子=古着 リング=不明
▶後藤さんのスナップをすべて見る後藤航太さん(23歳)濃度差のあるネイビースウェットで上下を揃えた、大胆不敵なワンマイルスタイル。バケットハットとスニーカーのトーンにも統一感を持たせ、“遊び”の土台は完璧に整えられた。
で、強烈なシルエットで個性を演出。スーパーショートなカーキのMA-1と、ルーズ&フレアのスウェットパンツ。互いのクセがぶつかり合い、グッドセンスなアンバランスに導く。


③ シックなベースに白を挿し込むモダンスタイル

ブルゾン、Tシャツ、パンツ、帽子=すべてカーハート シューズ=ヴァンズ
▶髙橋さんのスナップをすべて見る髙橋航平さん(27歳)MA-1と同様にベーシックなアウターながら、スタジャンのイメージはよりマイルド。メルトンを代表とする優しい質感がスポーティなショート丈と相まって、いい意味の“隙”が生まれる。
黒字に白のメッセージが映える1着を羽織った髙橋さんは、ネイビーのパンツと合わせてミニマルなモダンアメカジを実践。インナーと足元で取り入れた白のヌケ感もいい具合。

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