④ スタジャンならではの“属する”ムードで気分上々

ブルゾン=エビセンスケートボード×デラックス スウェット=グリーン パンツ=ダイワ ピア39 シューズ=アディダス 腕時計=カシオ
▶楠本さんのスナップをすべて見る楠本恭平さん(44歳)短丈、リブ付き、厚手ボディ。スタジャンを形作るいくつかの要素のなかでも、シニールや刺繍の存在感は特筆。特定のデザインを身に纏えば、そこに“属する”気分にもさせてくれる。
SK8ブランドとストリートアパレルのコラボものであれば、その満足感は言うに及ばず。シンプルにカーゴと合わせるだけでサマになり、自ずと気分も上げてくれる。


⑤ “違い”を感じるスタジャンで叶う、グッドセンスな脱・ブナン

ブルゾン、カットソー=ともに古着 デニム=モンキータイム シューズ=ドクターマーチン 眼鏡=ゾフ バッグ=ネペンテス リング=グッチ
▶たかはしさんのスナップをすべて見るたかはしともやさん(29歳)ラストは、スタジャン“タイプ”。リブと袖の切り替えやフロントの仕様など、ディテールを見れば確かにスタジャン。でも、襟を折り返した着方も含め、“違い”を感じさせる佇まいだ。
首から下げたネペンテスのレザーバッグ、少々アクのあるワイドフレアのブラックデニムなど、個性的な黒子たちの存在も脱・ブナンの要因に。要は、センスいいねってこと。


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アイテムとしてはオーセンティックなんだけれど、着方次第でモダンに装える。個性的にも振る舞える。ただでさえ便利な短丈アウターにおいても、MA-1とスタジャンのポテンシャルはやっぱり特大。さあ、お気に入りを探しに行こう!