タイトで暖かい短丈のキルティングジャケット
――3着目、お願いします。
「スペイ キルティングジャケット」4万7300円/バブアー(バブアー 原宿キャットストリート店 03-6712-5170)
「スペイ キルティングジャケット」36サイズを着用(172cm)
ディエゴ 先ほどと同じ「スペイ」でも、こちらはキルティング素材の「スペイ キルティングジャケット」というモデルです。ワックスタイプと着丈は同じでかなり短く、身幅もややタイト。軽くて保温力が高いので、より暖かく着られる、というのがキルティングタイプの特徴です。
ディエゴ ワックスタイプのスペイはSML表記で、僕(172cm)はSサイズを着ていましたが、このキルティングタイプはインチ表記なので36を着ています。
――キルティングタイプも格好いい!
ディエゴ こちらも本来は釣り仕様なので、Dカンなどのディテールが付いています。ただし、内側のポケットは付いていないので、その点がワックスタイプとは違いますね。
――こちらも短丈なので、インナーをタックインするのがおすすめですか?
ディエゴ そうですね。あとはチンストラップと前立てのいちばん上のボタンだけ留めると、シルエットが少しAラインになるので、そういった着こなしもおすすめです。
――確かに。Aラインを作るとさらに格好いいですね。
ディエゴ またひとつ雰囲気が変わると思います。
仕事着と兼用しやすいキルティングコートも実は人気!?
――続いて4着目ですね。
「エクスモア キルティングコート」5万9400円/バブアー(バブアー 原宿キャットストリート店 03-6712-5170)
「エクスモア キルティングコート」36サイズを着用(172cm)
ディエゴ 続いて、丈の長い「エクスモア キルティングコート」をご紹介します。ここ数年で出てきた日本発のモデルなんですが、丈が長く、胸周りや腕周りも広いのが特徴です。
ディエゴ 袖口はスナップボタン式で調整できるようになっていて、女性の場合は袖口を軽く折って着る方もいらっしゃいます。
――襟も特徴がありますね。ディエゴ 先ほどの「スペイ」と同じくチンストラップが付いているので、こちらもAラインがきれいに出せます。
――ビジネスシーンにも良さそう。
ディエゴ 通勤用に着用される方も結構いらっしゃるのでおすすめですよ。腰元のポケットはハンドウォーマーポケットといって、丈の長いタイプのジャケットによく見られるディテールです。内側が起毛していてかなり暖かいですね。
――後ろの裾にもボタンが付いていますね。
ディエゴ もともと乗馬用のジャケットなので、開くと横に広がるようなスナップボタンが付いています。丈の長いタイプはだいたい真ん中に付いているんですが、このモデルはサイドベンツ仕様になっています。
――今年はどちらかというと短丈の方が人気だと思うんですけど、ロングタイプはどうですか?ディエゴ 確かに、今年は短い丈のモデルが人気ですけど、長いタイプを探されている方も依然として多くいらっしゃいます。むしろ短丈よりも長丈の型数が少ないぶん、探されている方が多い印象です。
3/3