
派手なコンセプトカーもいいけれど、やはりモーターショーの醍醐味は、発売前の新型車を間近に見られるってこと。ジャパン・モビリティ・ショー2025の中から、ヒット間違いなし!の注目のSUV4台をいち早くご紹介。
毎日の街乗りだって冒険だ!なトヨタ「RAV4」

トヨタ RAV4。写真は2.5L+モーターのハイブリッドを搭載する、中心グレードのCORE。
北米での発表から5カ月、ついに日本でお披露目された6代目トヨタRAV4。最新のトヨタ顔……なんだけれど、よく見れば3つも“顔”があるじゃないか!?
何でも、開発コンセプトの「Life is an Adventure(人生は冒険だ)」の「冒険」の可能性を広げるために、明確に異なる3つのスタイルを用意したのだとか。
ラギット感を強調したグレードのADVENTURE。こちらもハイブリッドシステムを搭載。
冒険心をさらに掻き立てるラギッド感(ADVENTURE)や、走りの楽しさを機能とともに表現(GR SPORT)はわかるとして、街中を走ることも冒険と捉えて表現(CORE)するなんて、やっぱり街乗りSUVの先駆者たる矜持か!?
ともあれ、純ガソリン車からはついに卒業し、2.5L+モーターのハイブリッド(既存の改良型)が中心となり、PHEVも含めて2025年内の発売が予定されている。
本格的な走りを追求したグレード、GR SPORT。最高出力320馬力を発揮し、電気だけで150km走るプラグインハイブリッド(PHEV)を搭載する。
それよりも注目しておきたいのが、この新型RAV4がOS「Arene(アリーン)」をトヨタで初搭載するってこと。難しいことは置いといて、覚えておきたいのが、ナビ画面やメーター表示を自分好みに変えられる「カスタマイズ性」と、マイチェンやフルモデルチェンジで買い換えなくても、最新の安全機能やエンターテインメント機能が手に入る「無線通信によるアップデート機能」がある点だ。
数年来言われ続けている、「つながる車(コネクテッドカー)」時代に欠かせない技術で、トヨタにとっても重要なOS。それを世界一早く搭載したトヨタ車が、RAV4というわけだ。
新OSのおかげで、まるで車の中にコンシェルジュがいるかのように、自然な会話で各種操作が行えるという。
この新OSのおかげでほかの車じゃ体験できない、刺激的な毎日を送れるわけだから、確かに日常のすべてが「冒険」なのかもね。
もちろん、最先端の先進運転支援機能を搭載。新OSのおかげで購入後も機能が増えるようだ。
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