
撮影にイベント、挑戦の連続だったこの1年。Kōki,さんの現場でいつも寄り添ってくれた一着がデニムだ。原点には自然体でデニムを着こなす父・木村拓哉さんの背中もある。
「第42回ベストジーニスト2025」授賞式後のインタビューで、自分らしくデニムを楽しむ“スタイルの軸”を語ってくれた。
【写真7点】「『私もいつか、あんなふうに』ベストジーニストKōki,が語る、自分らしさの表現」の詳細を写真でチェック 「この子を穿いていこう」。挑戦の場面を支えてくれた“相棒デニム”

Kōki,⚫︎2003年2月5日生まれ、東京都出身のファッションモデル。15歳で『ELLE Japon』の表紙を飾りモデルデビュー。以降、世界的ブランドのアンバサダーやパリコレ参加など、グローバルに活躍。俳優としても注目を集め、2021年の主演作『牛首村』でブルーリボン賞新人賞を受賞。映画『TOUCH/タッチ』『Tornado(原題)』など海外作品への出演も続き、国際的な評価を確立。2025年には第18回アジア・フィルム・アワードでAFAライジングスター賞を受賞。ファッションと演技、両面で輝きを放つ次世代
――今日のコーディネイトを教えてください。大好きなリーバイスのセットアップで纏めてみました。このデニムは、海外の撮影やイベントでもよく一緒だった相棒のような存在。挑戦の場面をともにしてきた、思い入れのある一着です。だからこそ「ベストジーニスト2025」授賞式は“この子を穿いていこう”って自然に思えました。
カジュアルにも、ストリートにも、少しクールでフェミニンにも。これからもデニムが持つ可能性を楽しんでいきたいですね。
――デニムに合わせるメイクやスタイリングの工夫はありますか?もちろんあります。たとえば今日のように、少しエレガントに見せたいときは、レースのトップスやヒールを合わせて、抜け感と上品さを意識します。逆にカジュアルやスポーティなスタイルに寄せたいなってときは、ナチュラルメイクで軽さを出したり、セットアップのシルエットに遊びを加えたりしますね。
デニムをベースに、自分らしさをどう重ねていくか。そのプロセス自体がすごく楽しいんです。どんなスタイルにも合うデニムって本当に懐が深いですよね。
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