「デサント オルテライン 81」のゴアテックスシェルジャケット “ZENCHIKEI EX.”

デサントが世界のトップスキーヤーと培った技術を基に開発した、ボーダレスなユーティリティウェアブランド。高機能素材を最適に配置し、動きやすさ、快適性、利便性を高次元で融合させる。13万2000円/デサント オルテライン 81(デサント 0120-46-0310)
極限を想定して開発された「ゴアテックス プロ」を採用。防水透湿性と防風性を備えた3層構造が、タフな環境でも軽快な着心地をしっかりキープする。
身頃に配した4つのポケットは、構造そのものがデザインのアクセントとなる一方、胸ポケットにはマチを設け、収納力もしっかり確保。さらに荷物を収めれば、立体的なフォルムの演出にも。
袖下のガゼット構造による動きやすさや、容易に調整できるフィット感など、細部にいたるまで抜かりない精緻な設計だ。
「クレッタルムーセン」のブラーゲ 2.0 ジャケット M's

北欧の山岳文化を背景に、“過酷を遊ぶ”発想から磨かれた機能美。自然と対話しながら生まれるプロダクトは、武骨で知的、それでいてどこか柔らかい。登山者のみならず都市生活者からも支持される所以だ。15万9500円/クレッタルムーセン(クレッタルムーセン 東京 03-6380-9200)
過酷なバックカントリースキーにも対応する高機能アウター。完全防水の「クータン3レイヤー」生地が頼もしく、柔らかな伸び感で体の動きを妨げない。
フロントの大ぶりなジップはグローブ越しでも扱いやすく、脇のベンチレーションを開放すれば蒸れとも無縁。さらにPFCフリーで環境にも配慮した。
実用性を極めたタフ設計ながら、クリーンな素材にこだわったプロダクトは、まさに“北欧の英知”を形にした一着といえよう。
「アヤック」のLONAK

フランス発の新鋭ブランドが日本初上陸。フランスの美意識にドイツの技術を掛け合わせ、機能服の概念を覆す凛とした佇まいが話題を集める。紹介する一着はハイスペックなフラッグシップモデル。つまり、最高峰かつ定番、という位置付けだ。15万4000円/アヤック(にしのや 03-6434-0983)
ドイツの「シンパテックス」素材を採用し、防水・透湿・防風性を高次元で両立。「ゴアテックス」と肩を並べる機能を持ちながら、驚くほど柔らかく、纏うほどに体に馴染む。
シームテープをあえて外に走らせた造形や立体的フォルムは、イヌイットの民族衣装に着想を得たもの。その完成度の高さは、ブランドをサポートする冬季五輪金メダリストとメゾンブランド出身のふたりによる賜物だ。
OCEANS12月「本物だけが欲しいのだ!」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!