
ロングスリーブシャツ。Tシャツやスウェットと同様にカジュアルの定番でありながら、やや堅苦しい印象からか着ない人は本当に着ない。そんなモッタイナイ方々に吉報を届けるべく、王道ブランドの好サンプルをピック。きっと、どんなヤツでも欲しくなるシャツだ。
【写真15点】「シャツが人気のブランド5選」の詳細を写真でチェック① アメリカブランドのビッグなシャツをさらり

シャツ=ビッグマック Tシャツ=オンエアー パンツ=シティライツ シューズ=コンバース 帽子=ガーベッジ ピアス=フィンガリン
▶︎宮城さんのスナップをすべて見る宮城真一さん(32歳)まずは、老舗ワークブランド「ビッグマック」のタフなシャンブレーシャツから。あえてボタンはラフに留めて、ゆったりとしたボックスシルエットを存分に味わう。
パンツはタイトめを意識することで、上下のシルエットにメリハリを創出。インナーとソックスは白で合わせてヌケを出すなど、細かいテクニックもシンプルゆえに際立ってくる。

② ギンガムをこなれて見せるルーズな着方

シャツ=ラルフローレン Tシャツ=ヘインズ パンツ=ナイキ シューズ=ヴァンズ 帽子=アウェイク 眼鏡=ゾフ バッグ、ブレスレット=ともにノーブランド 腕時計=カシオ リング=ステューシー リング2=ティファニー
▶︎川島さんのスナップをすべて見る川島健太朗さん(28歳)言わずと知れた“ラルフ”のB.D.シャツを、さらっと1枚で着た川島さん。小気味のいいギンガムチェックが装いに品を与え、かといって重さは皆無。ルーズな着方に注目だ。
大きめのサイズ選び、首元を覗かせたボタンの空き加減が、袖の無造作なロールアップ。そのあたりが、いい塩梅を生む具体的なポイント。帽子とバッグの色使いもいいね!


③ ブルーストライプの“最強説”を鮮やかに証明!

シャツ、パンツ、靴=すべてエイチビューティーアンドユース Tシャツ=ノーブランド 眼鏡=アイヴァン 腕時計=ブランパン
▶︎加藤さんのスナップをすべて見る加藤将人さん(43歳)巷で囁かれる、ブルーストライプシャツの“女性目線最強説”。その証左となるような幸せそうなおふたりをキャッチした。ブルー&ブラックというカラーリンクもお似合いだ。
男性のシャツ、パンツ、シューズはすべて“エイチ”で揃えた盤石のコーディネイト。品良く、余裕あり。いい大人を代弁するに、これ以上の適役は見つからないかもしれない。


④ シャツ特化ブランドの自信作で、シンプルに颯爽と

シャツ=コムデギャルソンシャツ パンツ=ジュンヤワタナベマン スニーカー=サロモン サングラス=ユウイチトヤマ 腕時計=カシオ バッグ=コムデギャルソン
▶︎浅田さんのスナップをすべて見る浅田健吾さん(41歳)ブランド名に“シャツ”を冠するブランドは、当然ながらその仕上がりに絶対の自信が。そして、街の支持率もまた絶対的。仕立てとシルエットが抜群で、着飽きないからだ。
そんな「コムデギャルソンシャツ」の傑作をメインに据えて、ナチュラルなワントーンスタイルを実践。シャツ袖とパンツの裾は軽やかに捲り、トゥーマッチな重さを回避した。


⑤ 圧巻のシルバーを引き連れた完璧なモノトーン

シャツ=ブルックスブラザース×ロンハーマン Tシャツ=コットンリサーチクラブ パンツ=コムデギャルソン シューズ=ナイキ 眼鏡=アヤメ バッグ=ポーター ブレスレット、ベルト、ウォレットチェーン=すべてクロムハーツ
▶︎辻井さんのスナップをすべて見る辻井宏昌さん(53歳)ダンディズム香る白黒の装いに、品良く爽やかなフレーバーをプラス。短丈が軽快なコラボシャツをさらっと羽織る姿は、OCEANSが提唱する“フマジメに着るシャツ”そのもの。
上下の色&シルエットバランスもさることながら、モノトーンを彩るアクセサリーの使い方も超巧み。腰元と腕元で、クロムハーツのシルバーが力強く主張する。


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“シャツといえば”的な有名どころが出揃うなか、そのどれもが古臭さや堅苦しさは皆無。シャツのポテンシャルに、あらためて驚かれたことだろう。であれば、もはや足踏みは無用。お気に入りの1枚を探しに、シャッと素早く出かけよう。