
デニムパンツはあまりはかないけど、デニム系のトップスは好き。そんな声も意外と少なくないらしい。
とはいえ、デニム・オン・デニムも調子いいし、デニムの取り入れ方は人それぞれ。まったくの無関係って人は少ないだろうし、まずは見ていってちょうだい。以下、Gジャン&デニムシャツのコーデ好例!
【写真6点】「今季はGジャンが圧倒的人気、筆頭はリーバイス!」の詳細を写真でチェック① ブラックのデニムシャツに白パンを合わせ、きれいめに

シャツ=リーバイス Tシャツ=ヘインズ パンツ=トミーヒルフィガー シューズ=ユーエスネイビー 腕時計=セイコー
▶︎早田さんのスナップをすべて見る早田さん(31歳)きれいに色落ちしたブラックのデニムシャツ、ブランドは王道のリーバイスからセレクトした。これをきれいな白パンツとともにコーディネイト。足元は光沢を放つレザーシューズを合わせて、上品なムードをさらに加速させた。味のある腕時計はセイコー「クレドール」。腕元から滲む落ち着きある雰囲気が全身のこなれ感を決定づける。
② ダークネイビーの上下とGジャンの合わせでブルーの“グラデ”を形成

コート、パンツ=ともにテアトラ Gジャン=アルヴァナ シャツ=キャプテンサンシャイン シューズ=ナイキ 眼鏡=スタンシーラマー
▶︎今井さんのスナップをすべて見る今井 丈さん(45歳)見るからにスペックの高そうなコート&パンツはともにテアトラ。“クリエーターのパフォーマンスを向上させることを目的に開発された頭脳職のための機能服”を謳うジャパンブランドだ。
このインナーに起用したのがアルヴァナのGジャンで、清々しいインディゴカラーがテアトラのデークネイビーとグラデーションを形成。インナーから覗くオンブレチェックのシャツは、“挿し柄”としていいアクセントになっている。今井さん、いつ見てもお洒落。
③ 端正なセットアップのインナーに“セカンド”を合わせて

ジャケット、パンツ=ともにエス Gジャン=リーバイス Tシャツ=スラッシャー シューズ=ミズノ×ヴァイナルアーカイブ 眼鏡=ブラン 腕時計=ロレックス
▶︎森さんのスナップをすべて見る森 闘士也さん(50歳)大きなラペルが特徴的なグレーのセットアップ。そのインナーに抜擢したのがリーバイスのGジャンだ。ポケットの意匠からして、おそらく“セカンド”だと思われる。色落ち具合も雰囲気たっぷりで、端正なセットアップとのコントラストも抜群に利いている。で、足元はスポーティなミズノでハズす。完全なるファッション上級者だ。
④ ジャストサイズの“サード”でAラインシルエットを構築

Gジャン=リーバイス Tシャツ=古着 パンツ=ビームス シューズ=グッチ 帽子=フォーティセブン 眼鏡=アイヴァン バッグ=バレンシアガ×グッチ
▶︎マキノさんのスナップをすべて見るマキノさん(56歳)またもリーバイス愛用者をキャッチ。年季の入った短丈の“サード”をジャストサイズで着こなし、末広がり気味のワイドチノーズと合わせてきれいなAラインシルエットに仕上げた。
ボリューミーなスニーカーはグッチ、バッグもバレンシアガとグッチのコラボ作をチョイスするなど、ラグジュアリーな要素もところどころに散りばめる。いい大人として、締めるとことは締める。大正解!
⑤ デニムカバーオールで作る王道アメカジ

Gジャン、パンツ、帽子=すべてにボンクラ Tシャツ=ステューシー シューズ=パラブーツ 眼鏡=テンアイヴァン リング=不明
▶︎松本さんのスナップをすべて見る松本智徳さん(50歳)デニムのカバーオールにベイカーパンツ。ハットも含めてブランドはすべて「ボンクラ」で統一した。ぎょっとするブランド名は、「信念を貫き、自分を押し通す、愛すべき馬鹿人間」に由来する。Tシャツはステューシー、シューズにはパラブーツを合わせ、王道アメカジの完成。タックインするだけで、往年の合わせもここまでフレッシュに見える。
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当然だけど、デニム=パンツではない。シャツも、ジャケットも余裕で主役になる。そして気張らずに、でも洒脱に。そんな大人のデニム使いがいちばん粋。