
下がり続ける気温と反比例するように、街ではデニム着用率が上昇中。ジーパンはもちろん、Gジャン人気もすこぶる高い。さらにここ数年はデニム・オン・デニムなんてトレンドもあったりと、デニム界隈が何かと活況を呈している。
ということで、今回はキング・オブ・デニム「リーバイス」の愛用者たちの最新スタイルをパパラッチ!
【写真6点】「秋のリーバイスパパラッチ5選!」の詳細を写真でチェック① 奇をてらわない、王道セットアップスタイル

Gジャン、デニム、ベルト=すべてリーバイス Tシャツ=ウェイステッドユース シューズ=ヴァンズ 眼鏡=ユニクロ 腕時計=ロレックス リング=クロムハーツ
▶︎小野寺さんのスナップをすべて見る小野寺浩之さん(38歳)リーバイス「507XX」、通称“セカンド”ジャケットに同色のパンツを合わせたセットアップスタイル。サイズも素直にジャストで揃え、リーバイス本来のシルエットのよさをそのまま引き出した。
これにヴァンズの“オーセン”やロレックス、クロムハーツというエターナルな合わせを実践。90年代のムードもまといつつ、あの頃のままでもない。デニムの普遍性と可能性を改めて実感する。
② ギャップ&リーバイスのデニム・オン・デニム

Gジャン=ギャップ シャツ=ユニクロ デニム=リーバイス シューズ=クラークス 眼鏡=ジンズ 腕時計=カシオ
▶︎高橋さんのスナップをすべて見る高橋翔太さん(26歳)やはり人気のデニム・オン・デニム。ジャケットはギャップ、パンツはリーバイスとブランドは別々だが、淡いアイスウォッシュの風合いが見事に同調。サイズ感のバランスも上下ともに完璧に合わせた。ラフな袖まくりもいい感じのニュアンスである。
インナーにはユニクロの白シャツを当ててきれいめに。アイウェアも含め、フレンドリーブランドの取り入れ方もお上手だ。足元はスエードのクラークスで温かみをプラス。腕元は“チプカシ”。このチョイスも自然体で好印象!
③ インディゴの“風合い違い”をセットアップで

Gジャン、デニム=ともにリーバイス Tシャツ=ヘインズ シューズ=コンバース アクセサリー=ヒューマンメイド 腕時計=シャネル ネックレス=ライオンハート
▶︎稲垣さんのスナップをすべて見る稲垣 心さん(33歳)稲垣さんもリーバイスのデニムをセットアップで起用。ジャケットは通称“ファースト”をやや大きめで選び、パンツはほぼジャストサイズを選択し、ゆるやかなV字シルエットを構築した。
ともにインディゴだが、ジャケットはまだリジットっぽさが残っているのに対して、パンツのほうはもう少し柔らかそうに見えるが、この表情の若干の違いも面白い。足元はオールスターを素直に合わせて、シャネル「J12」で高級感もプラス。首周りのバンダナもめちゃくちゃ洒落てる!
④ “ラルフ”の白シャツと藍のコントラストが◎

シャツ=ラルフ ローレン カットソー=ユニクロ デニム=リーバイス シューズ=ニューバランス 帽子=シップス 眼鏡=レスカルネティエ バッグ=ランズエンド 腕時計=アップル バングル、リング=ともに不明
▶鈴木さんのスナップをすべて見る鈴木拓郎さん(40歳)“ラルフ”のシャツにリーバイスを合わせた、王道のシャツ&デニムスタイル。白と藍のコントラストは王道ながらいつ見てもフレッシュだ。ただし、シャツもデニムもややゆとりのあるサイズで令和っぽくアプデ済み。
足元はニューバランス「992」のブラックでシックにまとめつつ、ランズエンドのバッグでパープルの挿し色を施す。そして首元のスカーフはデニムの色とも共鳴。退屈無縁のデニムスタイルの完成!
⑤ 古着T&ブラックデニムの完璧バランス

Tシャツ=古着 デニム=リーバイス シューズ=リーガル 眼鏡=ゾフ 腕時計=カシオ リング=エイチティーシー
▶︎猪野さんのスナップをすべて見る猪野哲夫さん(46歳)ブラックデニムも引き続きトレンドで、特に色落ちタイプはナチュラルな色合いでどんなコーデにも合わせやすい模様。猪野さんはデニムと同じく褪色した古着のブラックTを合わせてカラーコードを細かく調整し、胸のデカフォトの存在感を一層際立たせた。
ベースがシンプルなぶん腕周りはアクセサリーで整え、足元もリーガルで大人っぽくキメる。そのバランス感覚、さすがです。
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時代が変わっても、季節が変わっても、その存在感は揺るがない。なのに、ちゃんと今っぽくもある。リーバイス、やはり懐が深い。