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若き日の相棒、501との再会


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そんな和田さんが当時よく穿いていたのが、この「501」だ。若い頃の主軸だったものの、長らく距離を置いていたこの一本は、箪笥の肥やしになっていたのを引っ張り出して、ワードローブに収まっている。

「90年代のアメリカ製で、それほど古いわけではありません。当時、ベージュのレッドウィングのアイリッシュセッターにブラックデニム、チェックのネルシャツを合わせている知人がすごくお洒落で影響をうけました。ただ、このブラックデニムは、どちらかというとテーラードジャケットに合うデニムという目線で探していたんです」。


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「ブルージーンズではすでに501を愛用していましたし、古着を探し出す知識やディグる力も当時はなかったので、選択肢は501の一択でした。そのため、サイズもあまり気にしていませんでした。ちなみにこれはウエストが36インチです」。




「失敗もしながら勉強していた時期でしたから、周りから見たらうまく着こなせてないように映ったかもしれません(笑)。これ以外に32インチも持っていましたが、結果的にウエストが大きいこっちが残りました。歳を重ねるうちにこのサイズでよかったと、今は思っています」。
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