
11月に入り、空気がぐっと冷たくなって街も秋色に染まり始めた。そんな今こそ似合うのが、“ブラウン”を主役にした大人の装い。
温かみのある色合いでまとめながら、軽やかさも忘れない。街で目を引いた、3人の洒落者たちのブラウン投入法を紹介しよう。
【写真9点】「洒落者はブラウンがお好き」の詳細写真をチェック① レトロな赤みブラウンをリンクして大人なムードに

シャツ=オーラリー Tシャツ=エイチビューティ&ユース パンツ=ヴィンテージ スニーカー=ウェールズボナー×アディダス 帽子=スポーティ&リッチ 眼鏡=アイヴァン
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居川さんのスナップをすべて見る居川博登さん(27歳)深みのある赤茶のシャツが印象的な居川さんの着こなし。黒のインナーとパンツで引き締め、キャップとスニーカーでカジュアルさをプラスした。
シャツの色味にリンクさせた赤の小物使いも、さりげないお洒落さを漂わせるポイント。クラシックとストリートのバランスも絶妙で、リラックスしながらも洗練された雰囲気に。まさに秋のブラウン巧者だ。


② グラフィックTを主役に、ブラウンパンツで引き締める

シャツ、 Tシャツ=ともに古着 パンツ=サンサンギア スニーカー=ニューバランス
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岩崎さんのスナップをすべて見る岩崎真也さん(27歳)アートなプリントTに、ブラウンのワイドパンツを合わせたミニマルスタイル。シルエットの抜け感と色味の温かみが見事に調和している。
手に持ったブルーチェックシャツやワインレッドのスニーカーも、秋らしいアクセントに。ラフだけど大人の余裕を感じさせる着こなしだ。

③ チョコレートブラウン×イエローソックスの遊び心

カットソー=フリークスストア パンツ=ファブリックトウキョウ 靴=ハルタ バッグ=サロモン
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折原さんのスナップをすべて見る折原大士さん(29歳)ブラウンのスラックスにローファーを合わせたキレイめな着こなしに、グラフィックロンTとバックパックでカジュアル要素を投入。かっちりし過ぎず、力の抜けた軽やかなバランスに仕上げた。
ブラウンとイエローの相性の良さに気付かされるチョイスもさすが。落ち着いた色味の中に、さりげない個性が光る大人の休日スタイルだ。

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“ブラウン”といっても、トーンや素材次第で印象は自在。赤みを効かせて温かく、ダークトーンでシックに。今季は自分らしいブラウンの使い方で、秋の装いに深みをプラスしたい。