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2025.10.10

時計

ウブロ、グランドセイコー、ピアジェetc. 4つの視点で紐解く“クラフツマンシップ”が宿る腕時計


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「OCEANS WATCH CLINIC」とは……
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“クラフツマンシップ”という言葉に惹かれてしまうアナタは、きっと繊細な感受性の持ち主だろう。それは20世紀に隆盛した工業的大量生産を尻目に、人の手の温もりや深い愛情が注ぎ込まれたプロダクトを愛する人だからだ。

その意味において、高級時計はまさに愛すべきクラフツマンシップの宝庫。
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時を刻むムーブメントはもちろん、外装においても細かな彫りや表面の研磨など、時計産地が生み出してきた数々の手工業的な加工だけでなく、昨今では、先端的な素材使いを含めた多様なケーシングも見どころとなっている。加えて、そうした技巧にストーリーメイクまでを与え、ユーザーからの深い愛着を獲得するブランドも少なくない。

例えば、自然の美しさを時計に落とし込むパルミジャーニ・フルリエは、手作業によるギョーシェ彫りを奥ゆかしいミネラルブルーで表現し、その魅力を最大化することに成功している。

クラフツマンシップを愛する人ならば、繊細さ極まる一本は間違いなく、心に刺さるはずだ。

[BASIC]パルミジャーニ・フルリエ/トンダ PF クロノグラフ

SSケース(Ptベゼル)、40mm径、自動巻き。518万1000円/パルミジャーニ・フルリエ pfd.japan@parmigiani.com

SSケース(Ptベゼル)、40mm径、自動巻き。518万1000円/パルミジャーニ・フルリエ pfd.japan@parmigiani.com


時計を構成するほぼすべての部品を自社で手掛ける、完全一貫体制の名門より。本作のハイライトは、ブランドの神髄ともいえるバーリーコーン(麦の穂)柄のギョーシェ彫りダイヤルだ。

職人の手仕事によって刻まれた繊細な凹凸に、中間色であるミネラルブルーを纏わせた。
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