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シャンブレーは厳密にはデニムではないものの、この一着には藤原さんのデニムの知見が凝縮されている。注目すべきは、その形状から通称“山ポケ”と呼ばれる左胸のポケットで、これはビッグヤンクの代名詞的な意匠。藤原さんはこのシャツをヴィンテージの 「501XX」 と合わせ、ワントーンコーデで楽しむ。シャツ3万5200円[2026年3月発売予定]/ビッグヤンク(アール 柳橋 080-7042-4090)。デニム=ヴィンテージ ブーツ=レッドウィング  腕時計=ロレックス

シャンブレーは厳密にはデニムではないものの、この一着には藤原さんのデニムの知見が凝縮されている。注目すべきは、その形状から通称“山ポケ”と呼ばれる左胸のポケットで、これはビッグヤンクの代名詞的な意匠。藤原さんはこのシャツをヴィンテージの「501XX」と合わせ、ワントーンコーデで楽しむ。シャツ3万5200円[2026年3月発売予定]/ビッグヤンク(アール 柳橋 080-7042-4090)。デニム=ヴィンテージ ブーツ=レッドウィング 腕時計=ロレックス


特に今回紹介するシャンブレーシャツはビッグヤンクのアイコン的な存在で、私自身も愛してやまないシャツのひとつ。古き佳きディテールは残しつつ、モダンにアップデートさせた一着を提案しています。
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たとえば、昔のビッグヤンクのシャツは着丈が短く、今の気分にはマッチしない。そこで今回は着丈のバランスには特にこだわり、襟周りなども少し広くしてます。

オリジナルの魅力を活かしつつ現代のムードに寄り添う、新たなアイコンだと自信を持っています。


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また、ビッグヤンクは1919年に誕生したブランドです。

100年以上の時を経た今も、創業期のアイテムはヴィンテージ市場に数多く残り、なかには屈指のコレクターズアイテムとして扱われるものもあります。それは歴代の所有者が愛着を持って着続け、次の世代へと受け継いできた証しにほかなりません。

その偉大な歴史に恥じぬよう、ビッグヤンクをこれからも愛され続けるブランドへと育てていくことが、私の重要な使命だと考えています。


OCEANS11月「やっぱりデニムは、人だ。」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック

川西章紀、品田健人、箱島崇史=写真 竹石安宏(シティライツ)、オオサワ系、八木悠太=取材・文

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