
恒例・好評の「それどこの」シリーズ。その最新版は、この時季の超ユーティリティアイテムである長袖カットソーに注目。いわゆるロンTからスウェットシャツまで、無地ながらに存在感抜群な主役の素性をストレートに訊いてみた。
【写真10点】「シンプルだけど今っぽい長袖カットソー」の詳細を写真でチェック① ネイビー合わせをディテールでアップデート

Tシャツ=エスエスズィー カットソー=ユニクロ パンツ=カウラム シューズ=ドクターマーチン 眼鏡=ジンズ バッグ=フリークスストア 腕時計=シチズン×チックタック ピアス=不明 ブレスレット=ポールスミス
▶尾形さんのスナップをすべて見る尾形 響さん(27歳)たっぷりとしたシルエットに、シャカッとした素材感。ネイビーと丸襟という、ともにクリーンな“カラー”の主張もちょうどいい。ずばり、ユニクロの1着とのことだ。
合わせのベースは、トーンを揃えたパンツとともにシンプルを意識。インナーの白で“ヌケ”を、タッセルローファーのバーガンディで“シメ”を加えれば鬼に金棒。


② イヤミなく大人っぽいシンプルスタイル

ニット、デニム=ともにフジト シューズ=ティンバーランド 眼鏡=ノーブランド バッグ=フィクラ
▶草薙さんのスナップをすべて見る草薙 憲さん(48歳)上下ともフジトのアイテムで固めた草薙さんには、ブランドのお膝元である福岡で遭遇。優しいニットと武骨なデニムファティーグで織りなす硬軟のギャップが、ブルーグラデに個性を与える。
“スリーアイズ”とエコバッグという、脇を固めるアイテムが持ついい塩梅のイナタさもグッド。決めすぎないシンプルスタイルで、イヤミなく大人っぽく装った。


③ スウェット上下でラフに、イージーに、シュッと

スウェット=ロサンゼルスアパレル パンツ、スニーカ=ともにアシックス 帽子、バッグ=ともにアークテリクス 腕時計=ガーミン
▶佐藤さんのスナップをすべて見る佐藤哲也さん(46歳)肩幅も身幅もだいぶオーバーながら、丈の感じはほぼジャスト。いかにもUSモノ的なサイズ感を持つ“ロスアパ”の1枚を、ジャパンブランドのスウェットパンツとともに。
ラフでイージーな“日米同盟”を結びつつ、トープカラーと黒の併用で落ち着いた都会顔を実現。背中と腕元を飾る黒いアウトドア小物の使い方も、シュッと巧みだ。


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総じてシンプルなんだけど、みんな違って表情豊か。だから、合わせやすいのに自分らしく装える。長袖カットソーって、やっぱり便利だ。何枚でも欲しくなってしまったアナタはこのSNAPも参考に、次のチョイスを楽しく迷ってほしい。