
定番のシャツスタイルも、秋はひと工夫加えたい。柄や素材、シルエットの選びで、同じシャツでも印象は大きく変わる。
今回は、街で見つけた洒落者3人のスナップから、“この秋のひと癖シャツ”の着こなし術を探ってみた。
【写真7点】「秋のひと癖シャツはこう着こなす」の詳細写真をチェック① マーブル柄で個性を滲ませる上級スタイル

シャツ=パドゥパレイユ パンツ=コムデギャルソン スニーカー=アディダスオリジナルス バイ ソングフォーザミュート
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西田さんのスナップをすべて見る西田翔一さん(38歳)マーブル模様が印象的なシャツを主役に着こなした西田さん。ボトムはダークトーンのスラックスで抑え、柄の存在感を引き立てている。
スニーカーで外すことで、重たくなりがちな秋コーデに軽やかさをプラス。派手すぎない色味と落ち着いた素材感のバランスが絶妙だ。

② リゾート感を秋仕様にアップデート

シャツ=ワコマリア Tシャツ=キャプテンサンシャイン パンツ=エルエルビーン サンダル=サロモン 帽子=オールズ サングラス=ジュガードフォーティーン
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清水さんのスナップをすべて見る清水大悟さん(43歳)リーフ柄の開襟シャツを、モノトーンでまとめて秋らしくアレンジ。黒Tとパンツで全体のトーンを統一しつつ、ハットとサングラスで洒落感を上乗せ。
夏っぽい柄も、落ち着いたカラーリングを選べば秋の街にしっくり馴染む。

③ 家族で楽しむリラックスシャツスタイル

シャツ=レフラー Tシャツ、帽子=ともにオリジナル(自作) パンツ=レッドキャップ スニーカー=ヴァンズ サングラス=サイラス 腕時計=Gショック バッグ=ソバット
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磯部さんのスナップをすべて見る磯部 凪さん(30歳)淡いトーンのチェックシャツを羽織ったファミリーコーデ。ゆったりしたサイズ感と柔らかな素材感が、休日のリラックスムードを醸し出している。
全体をグレーやブルーの寒色系でまとめることで、季節感を取り入れつつも軽やかな印象に。
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“ひと癖シャツ”を選ぶなら、派手さよりも“品ある個性”を意識したい。柄、素材、シルエットのどこかに小さな工夫を仕込めば、それだけで洒落感が増す。秋のはじまり、まずはシャツ1枚で自分らしさを表現してみよう。