
日中はまだ暑さが残るものの、朝晩は少し肌寒く感じるこの時季。そんな季節の変わり目に欠かせないのが“スウェット”だ。
ラフに見えて実は奥深いこのアイテムを、3人の洒落者たちはどう着こなしているのか。街のリアルスナップから、その答えを探ってみた。
【写真7点】「“スウェット”スタイルをおさらい」の詳細を写真でチェック① オールブラックをキャップで軽く見せる

スウェット=ラッセルアスレチック パンツ=ユニバーサルオーバーオール スニーカー=ヴァンズ 帽子=フルーツオブザルーム バッグ=モンベル
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大海さんのスナップをすべて見る大海さん(27歳)黒のスウェットとワイドパンツでまとめたワントーンコーデ。全身ブラックでも重くなりすぎないのは、ロゴキャップで軽さを出しているから。
足元のブラウンスニーカーで程よくトーンを崩したのもポイント。ストリート感と落ち着きのバランスが絶妙な仕上がりだ。

② 黒×赤の差し色で“渋カッコよさ”を演出

スウェット=ユナイテッドアスレ パンツ=ジーユー 靴=ジーエイチバス 帽子=ニードルズ サングラス=セリーヌ
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井上さんのスナップをすべて見る井上成輝さん(25歳)黒のスウェットとパンツを合わせたシンプルな装いに、ビビッドな赤ソックスを効かせた上級スタイル。足元に視線を集めることで、落ち着いたトーンにアクセントが生まれる。
ニット帽やサングラスの小物使いも巧みで、大人の余裕を感じさせる。

③ グリーンを主役にした爽やかスウェット

スウェット=ヴィンテージ デニム=ウエアハウス スニーカー=ヴァンズ 眼鏡=ノチノオプティカル
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ばんさんのスナップをすべて見るばんさん(29歳)ビビッドなグリーンのスウェットに淡いブルーデニムを合わせた清涼感たっぷりの爽やかスタイル。インナーのTシャツをチラ見せすることで抜け感をプラスし、足元は王道のヴァンズで程よくラフに。季節の変わり目こそ、色で気分を明るく演出。
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スウェットは季節の変わり目に頼れる万能アイテム。着こなし次第で印象を自在に変えられるからこそ、この時季に改めて“スウェット力”を見直したい。