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30周年を目指して、歩み続ける歌の道

©︎RHYTHM AND RIDE

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――今後のアーティスト活動の抱負を教えてください。
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このたび約6年ぶりに新曲を発表しました。ここからまた少しずつ、新しい音楽を届けていけたらと思っています。

冨田恵一さんと一緒に制作した『Reconnect』というアルバムで、タイトル通り、「再びつながる」意味が込められ、人や自然、そして自分自身との関係を見つめ直すような曲になりました。昨年デビュー25周年を迎えましたが、30周年も目指して活動を続けていきたいですね。

――音楽への愛が伝わってきます。そんなbirdさんにとって「歌」とはどんな存在ですか?
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私にとって歌は「元気をくれるもの」です。たとえ気持ちが沈んでいるときでも、声を出して歌っているうちに心も体も軽くなっていく。歌い始めることで最終的には“楽しいな”“幸せだな”と思えるようになるんです。それが誰かに届いているかわからなくても、まずは自分自身を救ってくれる存在ですね。

今でも毎日声を出す練習をしたり、誰かと一緒に歌ったりすることが純粋に楽しい。歌いたいという気持ちは、ずっと変わらずに自分の中心にあります。



――初めて歌を歌ったとき、「これで生きていくんだ」と感じた瞬間はありましたか?

正直、そんな決意は全然なかった(笑)。楽器も弾けなかったし、大学時代に歌い始めた頃なんて、自分が将来歌い続けているなんて想像もしていませんでした。ただ、子供の頃から自然と歌が好きで、気がつけばその延長線上に今がある、そんな感覚なんです。
bird(バード)
シンガー・ソングライター。大阪府出身。1999年のデビュー以来、ジャズやソウル、R&Bをベースに、ジャンルを横断する唯一無二の歌声でシーンを牽引してきた。デビュー曲「SOULS」や代表曲「BEATS」などで注目を集め、以降アルバムリリースや全国ツアーを重ねる。FUJI ROCK FESTIVALをはじめとする国内主要フェスへの出演も多数。その歌声は伸びやかで温かく、時に力強く人々の心を照らし続けている。ライブではバンド編成から小規模なアコースティックセットまで自在に表現し、会場ごとに異なる“空気感”を生み出すことが魅力。近年はナレーションやコラボレーションワークなど活動の幅を広げつつも、常に中心にあるのは「歌」。2025年には約6年ぶりとなるアルバム『Reconnect』をリリース。デビュー25周年を迎えた今もなお、自然体のまま音楽と人生を重ねながら、30周年に向けて歩みを続けている。

長田慶=写真 RHYTHM AND RIDE公式=ライブ写真 池田鉄平=取材・文

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