
ブラックコーデはいつの時代も頼れる大人の定番。だが、そのままでは重たくなりがちな初秋は、ちょっとした“挿し色”や“抜け感”がカギになる。
今回は街でキャッチした3人のスナップから、黒アイテムを今っぽく着こなすヒントを探ってみた。
【写真8点】「初秋のモノトーンコーデ3選」の詳細を写真でチェック① オールブラックに“シルエットの抜け”を効かせる

シャツ=キャプテンサンシャイン Tシャツ=アルヴァナ ショーツ=テアトラ スニーカー=ヴァンズ 腕時計=アップル
▶松野さんのスナップをすべて見る松野大輔さん(38歳)黒シャツ×黒ショーツ×黒スニーカー。潔いまでのオールブラックを、ショーツの軽快さで抜け感たっぷりに。ワイドシルエットのバランス感が都会的で、初秋の蒸し暑さにもスマートに対応するスタイルだ。

② リラックス感に遊び心を加えたワントーン

オールインワン=マーカウェア サンダル=エンダースキーマ サングラス=レイバン 腕時計=ボールウォッチ
▶坂田さんのスナップをすべて見る坂田和馬さん(35歳)全身ブラックで統一し、リラックスした雰囲気の中に上品さを添えた大人カジュアルスタイル。シャツとパンツは柔らかい素材感を選んで重たさを回避した。
足元はビーサンで抜け感を出し、ラフさと大人の余裕をミックスさせたのもポイント。サングラスや手元のシルバーアクセが上品に光り、さりげないアクセントになっている。


③ カラーソックスで遊ぶブラックコーデ

シャツ=コロンビア Tシャツ=ノーティカ ショーツ=不明 サンダル=トウキョウサンダル 帽子=ラカル 眼鏡=オリバーピープルズ バッグ=ポータークラシック
▶砂川さんのスナップをすべて見る砂川 椋さん(31歳)黒シャツにダメージショーツを合わせたワイルドな装い。シンプルなモノトーンの中で、鮮やかなオレンジのソックスを挿し色として投入した。
さらに足元のタビ型シューズで個性を出し、スタイリングにユニークな存在感をプラス。小物使いの妙が、着こなしを一段と洒落たものにしている。
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重くなりがちなブラックコーデも、素材や丈感で“抜け”を作り、足元や小物で“挿し色”を効かせれば一気に洗練される。暑さが残る初秋は、重くならず、遊び心を忍ばせるのが正解だ。