OCEANS

SHARE

「おっさん」を全国展開へ。セカンドキャリアのヒントにも


advertisement

はじめは一人で対応してきた西本さんだが、「おっさんが足りない」ことを肌で感じ、全国展開へとサービスを拡大。リスクも考慮し、希望者は必ず面接し、登録時に加盟金をもらうことにしている。

「僕が嫌な人もいると思うんですよ、関西弁がいやとか。あとは僕だけがいい思いをするのも悪いなとも思ったし、世にはおっさんが溢れていますから。今は70名くらいのおっさんが在籍していますが、7割くらいが会社員。恋愛や性的なことはNGで、年間3回クレームが入ったらクビというルールを設けていますが、今のところそんな人はいないですね。

普通のおっさんは刺激がないんでしょうね。会社と家の往復で単調に過ぎていく日々。そこで人との出会いがあり、人に頼りにされるとうれしいと思うんです。『僕みたいなおっさんでもニーズがあることを確認できてすごく幸せ』という人が多いです。それに女性とカフェで会ったりするからおっさんも垢抜けてきて、モテ出すんですよ(笑)」。
advertisement

自分の強みを生かし、セカンドキャリアにつながっていくケースもあるという。

 

「万博があったので、英語を活かして海外の人たちのアテンドばかりしてる人もいたし、悩み相談の依頼が多いので、そこから独立してカウンセリングルームを立ち上げた人もいますよ。名刺に肩書きを加えて自分のブランディングしてる人もいれば、セカンドキャリアへのヒントを探している人もいますね。

でもね、僕は楽しいことばかりじゃないのがメリハリになると思います。依頼によっては身寄りがない末期癌の方へのお見舞いや、最近では遠方に住む家族の代わりに介護施設に行ったり……切ないですけれど自分が恵まれていることを実感するし、うちのメンバーにとっても勉強になりますね」。
5/5

次の記事を読み込んでいます。