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コラボモデルは、団体とGショックが何度も対話を重ね、少しずつ歩み寄りながら、お互いの目指す方向が一致したときに誕生する。

現在は、長年パートナーシップを築いてきたアイサーチ・ジャパンをはじめ、アースウオッチ・ジャパン、サーフライダーファンデーションジャパン、チャールズ・ダーウィン財団という4つの環境団体とともにモデルを制作している。

環境団体が単独では直接発信できない方々にも、Gショックを通じて活動や思いを伝えられる。これこそがコラボモデル最大の強みだ。
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デザイン面では、活動やメッセージ・モチーフとする動物たちを咀嚼し、Gショックへと丁寧に落とし込んでいく。ファッションアイテムとしての魅力と、メッセージ性のバランスを両立させているという。



柳田「イルクジの場合は、時計としてもイルカとクジラの絵柄がベルトや文字盤に描かれていてキャッチーですし、一般のお客様にとってメッセージを掴みやすいですよね。Gショックとしても、デザインはとても意識して考えてます。時計という小さな世界のなかに、アイサーチ・ジャパンさんがどんな思いで、イルカやクジラと接してきているかを、できるだけ込めるようにデザインを進めています。

コラボモデルをきっかけに、アイサーチ・ジャパンさんの活動のこと、海のことについてもっと注目してほしいと思っています。海と関わっている人たちと繋がっていく、そのきっかけのひとつになればうれしいですね」。

[左]2025年6月発売モデル「G-5600SFJ-9JR」 [右]2024年6月発売モデル「G-5600SRF-1JR」

[左]2025年6月発売モデル「G-5600SFJ-9JR」 [右]2024年6月発売モデル「G-5600SRF-1JR」


サーフィンを愛する人へのアプローチとしては、サーフライダーファンデーションジャパンとのコラボモデルは大きな反響を得た。同団体のアンバサダーとして長年活動しているアーティストの花井裕介さんがビジュアルを手がけている。



Gショック自体はあくまでサーフライダーファンデーションジャパンと協業し、完成後にプロモーションを考えたときに、ムービー制作をお願いしたり、花井さんが作っているキービジュアルのシールを商品に同梱するアイデアに着地した。

柳田「花井さんのシニカルなグラフィックが非常に好評をいただき、時計もたくさんの人に手に取っていただきました」。
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