
また、サウナも中沢さんにとって大事なFUN-TIMEのひとつ。
「知り合いに誘われたのを機に、5年ほど前からハマっています。友達と行くことが多かったのですが、最近はもっぱらひとりが多くて、最低でも週1回は行っています。
つい先日、自然の中にあるサウナ施設に行ったのですが、そこはサウナに入ったあと水風呂の代わりに川に飛び込めるところで、最高に気持ち良かったです。“整った”あとに飲むコーヒー牛乳もめちゃくちゃ美味しかったです」。
この夏にチャレンジしたいアクティビティについて聞くと「海に行きたいです」とひと言。
「海でスキューバダイビングをやってみたいです。ただ泳ぐことがあまり得意ではないので浅瀬から徐々に進めていく感じになると思いますけど。
あとはビーチでキャンプとか、せっかくならバーベキューとかもやってみたいです。普段自宅で作らないような料理にも挑戦してみたいですね」。
NHK連続テレビ小説「あんぱん」では、柳井嵩(北村匠海)の弟である千尋を演じている。自身初の“朝ドラ”出演は、得るものも大きいと話してくれた。
「物語自体は戦時下の日本が舞台なのであまりポップではないですが、現場は和気あいあいとして温かいです。
最初こそ緊張をしていましたが、家族のシーンが多くずっと一緒にいたということもあり、自然と役柄に入ることができました。とにかく、共演させていただいた先輩方がすごく穏やかに接してくれてありがたかったです」。
今回、この作品の現場を経験したことで、芝居に対する情熱がより大きくなったという。
「初めての朝ドラということもあって、今作ではお芝居をするなかで挑戦者としての意識が強くありました。そんな僕のお芝居を、現場でご一緒した先輩方は広い心で優しく受け止めてくださり、本当に楽しく過ごすことができました。
そんな先輩方のように、いつか自分も後輩のお芝居を受け止められるような大きな役者になりたいです」。
デビューから3年に絡めて4年後の未来について聞くと「30歳直前かぁ〜(笑)」と笑顔で想像を膨らませながら、大きな(!?)野望とともに語ってくれた。
「役者としては20代でできなかった役柄が30代ではできるようになっていると思いますし、またひとりの男性としても20代で経験したことが30代の人間性として表れてくると思うので、役者としてもいち男性としても、深みのある中身の詰まった人になっていたいです。
あと、素敵な大人の男性になってまたOCEANSに出たいです(笑)。そのときはよろしくお願いします」。
中沢元紀●2000年、茨城県出身。23年、10月期TBS系日曜劇場「下剋上球児」でエースピッチャー・犬塚翔を演じ注目を集める。現在は月〜金曜の午前8時から放送中のNHK連続テレビ小説「あんぱん」に、柳井千尋役で出演中。
OCEANS8月「街角パパラッチ summer」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!