秀逸!キャンプにも使えるフード付き長袖シャツ
石井 僕がお勧めしたいのは、フライフィッシングのときに愛用してるシャツとバッグです。3月から9月までの期間しか楽しめないアクティビティなので、まさにいまの時季が気合を入れるシーズン。
「メンズ・リバー・ランブラー・ハイブリッド・サン・フーディ」1万7600円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447)
マーチ これはかっこいいですよね。フライフィッシャーは川に入るとき、長袖のシャツを着るイメージが強いけど、どうしてなんですか?
石井 もともとイギリス貴族のスポーツに由来するからです。Tシャツよりも襟付きのシャツで正装するのが文化。それに、アブやブヨなど刺されると痛い虫が川にはたくさんいるので、基本は肌を露出しないんです。
大容量のフロントポケットが2つ。パスポートも入る。
マーチ なるほど。身を守るためなんですね。
石井 首を出してたら、すごいことになりますからね(苦笑)。僕がこのシャツを買ったのも、取り外しできるフードが付いてるからです。
マーチ 着心地はどんな感じ?
石井 サラッとしていて気持ちいいですよ。吸湿性、速乾性、伸縮性があるので、かなり快適だと思います。重さも318g(Mサイズ)と軽量だし、シワにもなりにくいので、カバンに入れておけば、ちょっと外食に行くときにも便利です。
石渡 色がいいですよね〜。街着としてもお洒落だと思う。
石井 フライフィッシングだけじゃなくて、キャンプやハイクにも使ってほしいですね。蚊よけにも、日よけにもなるから。
石渡 あと、メガネ拭きも付いてるんですよね?
石井さん そうそう。川の水が反射すると魚がぜんぜん見えないんですよ。だから、フライフィッシングにはサングラスが必須。レンズクリーナーが付いてるシャツなんて、そうそうないですよね(笑)。

サムループに親指を引っ掛ければ、竿を振ってもシャツがめくれ上がらない工夫。
釣りに必要なギアをすべて体に装着できる
マーチ このバックパックはいかにもフィッシングという感じ。
石井さん 「ステルス・コンバーティブル・ベスト」と「ステルス・バックパック」、別々の製品を合体させたバックパックなんです。こうすることでフライフィッシングに必要なすべてのギアを装着できます。
「ステルス・コンバーティブル・ベスト」1万7050円/パタゴニア(パタゴニア日本支社 カスタマーサービス 0800-8887-447)
石井 そんなに何を入れるの?っていうくらい沢山ポケットが付いていますが、フライフィッシングはとにかく細かいギアが多いので重宝します。フロントパネルにはマチの大きいポケットが7つ、ツールホルダーもたくさん付いてます。フライボックス、網、はさみも簡単に手が届くようになってます。
石渡 なるほど。手に届く範囲にギアが揃っていて、行動がここだけで完結できるようになってるんですね。その白いモコモコのは?
石井 これは毛針を刺すフライ用のパッチですね。
石渡 へ〜!これは釣りをする人にしかわからない。
石井 このバッグもベストもフライフィッシングの売り場にしか並んでないんですよ。フィッシング関連の製品は、直営店の中でも大崎ストアが一番充実しているので、ぜひお越しください。見るだけでも楽しいし、いろんなアクティビティに活用できると思います。
石井さんが愛用するこちらは旧モデルの「ステルス・バックパック 25L」。
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