良品を「逆輸入的に再発見」の可能性?
「JAPAN STORE」に参加しているのは大半が中小企業だ。そのため、ベストセラー商品の中には私たち日本人にとって見慣れないものが多い。日用品だけでなく、先に述べた食料品についても同様だ。
私たちは基本的に有名な製品を手に取る。企業名までは熟知していなくても店頭に並んでいる、最も目立つもの(もしくは、最もお値打ちなもの)を購入する。日用品や食料品などは尚更だ。それは安心できる購買行動だが、同時により良いものを見逃してしまうリスクも抱えている。
「JAPAN STORE」で、日本製品の見られ方は平等だ。いや、平等は言い過ぎだとしても私たちの住む日本とはまた異なる視点を持って商品を評価されているのは確かだろう。まだ知られていない商品が人気を得る可能性は、もしかしたら日本よりも海外の方が高いのかもしれない。
そういった視点において、あえて日本から「JAPAN STORE」を覗いてみるのは有意義だ。一度目を通してみると、日本製の良品を逆輸入的に再発見できるだろう。
松尾優人◎2012年より金融企業勤務。現在はライターとして、書評などを中心に執筆している。