ブランド設立時に初めて製作されたスウェットで、筒状に編まれた丸胴構造を採用。フラットシーマ縫製や両V、セットインスリーブなど、クラシックな意匠を備えた名作だ。
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すべての写真を見る 職人の技と伝統を受け継ぐ。スウェットを手掛けるループウィラーが、ものづくりにおいて何よりも大切にしていることだ。
生地は和歌山に現存する稀少な吊り編み機を使って、1時間にわずか1mという低速で編み上げる。現代の大量生産には適さない。しかし、その非効率さこそが最大の特徴だ。
糸に余計な負担をかけず、ふっくらと空気を含んだ柔らかい生地を生み出す。
和歌山に現存する稀少な吊り編み機。これはスウェットの本場アメリカにも存在せず、裏毛を編めるものは世界でもここ和歌山だけだ。
1999年の創業以来、“世界一、正統なスウェットシャツ”を信念とし、ものづくりにおいて妥協することはない。最初に製作した「LW01」といえば、シンプルながら着心地の良さと耐久性を兼ね備えた象徴的な傑作だ。
吊り編み機で編まれた生地は厚みと弾力があり、型崩れしにくい。縫製は青森の職人が手掛け、強度と美しさを両立。一つひとつの工程に手間と時間をかけ、スウェット本来のあるべき姿を追求する。
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