OCEANS

SHARE

  1. トップ
  2. ファッション
  3. 愛用品は“なくならない価値”を宿すブランドの永久定番。目利き3名の個人的傑作品4選

2025.03.18

ファッション

愛用品は“なくならない価値”を宿すブランドの永久定番。目利き3名の個人的傑作品4選



▶︎すべての写真を見る

デニムやシャツなどのベーシックウェアこそ、これと決めた個人的傑作品を長く愛用したいところ。

ここではお馴染みの目利き3名が、何度も買い足したくなるワードローブを伝授。
advertisement

クオリティが変わってしまったり、廃盤などで無くなってしまったら……なんて心配無用の“永久定番”をどうぞ。

「エドウイン」のデニム

1万8700円/エドウイン 0120-008-503

1万8700円/エドウイン 0120-008-503


コンセプトショップ限定の「レギュラーストレート リジッド」。50年代のデニムにインスパイアされたセルビッジを使い、旧式のシャトル織機でムラ糸を打ち込んだ本格的なヴィンテージスタイル。

「リーバイス、とりわけ『501』愛一辺倒な僕ですが、そんな偏愛さにも負けず劣らずのデニムにようやく出会えました。それがまさかのリーバイスではなくエドウインというのは自分でも驚きです。

キッカケは、仕事を通じて原宿のコンセプトショップに立ち寄ったことから。予備知識がなかったけれど、ふとこのモデルを手に取ってみたら、シンプルな形や昨今のデニムにはない肉厚さ、セルビッジ仕様などいろいろと自分にしっくりきた。

3年ほどはきエイジングも出た頃、ふらっと店を再訪したら、まだ同じものが売っていることに感動し思わず買い足し。2本目も変わらずいい感じです」。

フォトグラファー
若木信吾さん
1971年、静岡県生まれ。米国・ロチェスター工科大学写真学科を卒業後、写真家デビュー。映画監督としての顔も。主宰するヤングトゥリーより最新写真集がブックスアンドプリンツなどで発売中。
2/3

「ジョン スメドレー」のニット

上から4万5100円、5万5000円/ともにジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238)

上から4万5100円、5万5000円/ともにジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238)


ブランドの代名詞でもある目の詰まった30ゲージニットで製作したクルー&ポロ。最高級のシーアイランドコットンを用いながら、薄手でやや透け感のある質感に仕上げた上品な佇まい。

「愛用は10年ほど前から。知人を通じて、その品質や歴史の深さを改めて知ったのがキッカケです。

一方で、上質なニットというものに対してもどこか憧れがありました。それを象徴するのが、ファッションショーの最後に登場するデザイナーたち。

アルマーニさんをはじめ彼らの多くは、発表したデザインとは打って変わり、無地のニットなどシンプルな装いで登場する。それがなんとも格好良く、今では自分もショーの最後にこのスメドレーのニットを愛用しています。
advertisement

いつ買い足してもクオリティが変わらない上質なニットこそ、僕にとってなくてはならないものですね」。

ヨシオクボ デザイナー
久保嘉男さん
2004年に自身の名を冠したヨシオクボをスタートし、国内外のファッションウィークに参加する。さまざまなブランドやプロジェクトのファッション監修も手掛けている。
3/3

次の記事を読み込んでいます。