20tトラックに轢かれても耐えられる⁉︎
マイナス30℃まで耐えられる「DW-5100C」
Q13. 気温は何度まで耐えられる?物によりけりですが、1983年に出した「DW-5100C」を例に挙げると、耐低温仕様でマイナス30℃まで耐えられます。
Q14. 製品テストは何項目ある?試験項目は約200項目ありますが、そのなかから各製品のコンセプトに合わせて100項目ほどを選んでテストしています。
Q15. 一番過酷な製品テストは?加速式落下衝撃試験です。Gショックにバネを取り付けて高いところから加速をつけて落とすというもので、試験機以上の高さからの落下衝撃をシミュレーションしています。
Q16. Gショックのタフさを表すエピソードは?20t超えのトラックに轢かれても問題なく動いた、というエピソードがあります。ギネス認定もされました。
トラックに轢かれるGショック ※イメージ画像
Q17. Gショックって寿命はあるの?カタチあるものなのでもちろん寿命はあります。使用状況によっても変わりますが、10年以上ご愛用いただいているお客様もいらっしゃいます。
Q18. あえてGショックの弱点を挙げるなら?高い防水性や耐衝撃性を担保するために、どうしてもサイズが大きくなってしまう点が挙げられます。とはいえ、それがGショックらしさでもあると思います。
Q19. もし壊れてしまった場合、修理はできる?カシオテクノサービスで修理を受け付けています。
Q20. あまりにもタフなGショック。買い替えどきは?買い替えるよりもむしろ、買い足すことをおすすめしています。樹脂のモデルからメタルのモデルまで幅広く取り揃えているので、例えば年齢が上がるにつれて「そろそろメタルのGショックを」という具合に購入していただけるとうれしいですね。
Q21. ケース裏面の刻印には何が書かれている?モデル名、モジュールの番号などです。特別なモデルであれば、コラボしたブランドのロゴなどが刻印されています。
Q22. 品番のアルファベットや数字の意味と、Gショックが5000番台から始まった理由は? 初号機の「DW-5000C」の場合、「D」がデジタル、「W」がウォーターレジストという具合に、頭のアルファベットはその時計の機能を表しています。
数字についてですが、まずGショック以前のカシオの時計は3桁の数字を使った品番が中心で、20気圧の防水モデルが出たときに初めて1000番台がついたという経緯があります。
Gショックは、開発者の伊部が苦心の末に生み出した商品だったので「ココは一気に数字を飛ばしちゃおう!」ということで5000番台がつけられました。それだけ革新的な要素があったということです。
Q23. Gショックを品番で見たときに、外観で見分けるポイントは?Gショックにはアイコニックスタイルと呼ばれる定番モデルがあります。初号機の「DW-5000C」を筆頭に、同じく角型の「5600シリーズ」、3連グラフィックの「6900シリーズ」、八角形ベゼルの「2100シリーズ」、立体文字盤の「110シリーズ」。この5つがGショックの中心的なシリーズです。
左から「DW-5000C」、「DW-5600RL」
特にデザインが似ている5000と5600を見分けるポイントは、いくつか存在します。まずベゼル。5000がフラットなのに対して、5600は少し凹凸があります。
さらに細かく見ると、「LIGHT」の表記が5000は右上、5600は右下です。ほかにも、5000はケースがスクリューバックで、5600はパネルバック、といった違いもあります。
※※モデルによって異なる場合がある。Q24. Gショックは、世界何カ国で発売されている?これまでに140カ国以上で発売されています。
Q25. 生産地は?日本と中国とタイです。
Q26. メイド・イン・ジャパン コレクションはどこで生産されている?山形の工場で生産しています。
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