ナンバリングロゴの数字「22」にちなんで2月22日にRHC限定発売。10万8900円/メゾン マルジェラ(RHC ロンハーマン0120-008-752)
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すべての写真を見る スニーカー好きやミリタリー好きには釈迦に説法だが、「ジャーマントレーナー」について少し。1970年代から90年代半ばまで、ドイツ軍が採用していた屋内用トレーニングシューズのことである。
基本のスタイルは白のレザーアッパーに薄茶のガムソール。シンプルでありながら個性を放つこのシューズのデザインは、多くのブランドのスニーカーにインスピレーションを与えてきた。
なかでもメゾン マルジェラが長く手掛ける「レプリカ」こそ、その先駆けにして代表格といえよう。
アッパーの色や素材のラインナップは毎シーズン実に多彩。しかしながら、この黒アッパー×白ソールの組み合わせは未見のような気が。
種を明かせばこちらは、RHC ロンハーマンでのみ入手可能なスペシャルモデル。
アッパーの素材は強さと柔軟さを併せ持つナッパレザーと、スエードのコンビネーション。メゾン マルジェラのシグネチャーであるナンバリングロゴはタンとアウトソールに、ステッチはヒールカウンターにあしらわれている。
シューレースは白と黒が付属。その色によってアッパーの印象がガラリと変わるのが楽しい。
デニムにもスーツにも品良くマッチ。見たことがないのに、ずっと前から存在していたかのような定番力を感じる一足だ。
OCEANS 4月「これが“本当のラグジュアリー”」号から抜粋。さらに読むなら本誌をチェック!