「イタリア人マッシのブオーノ・ニッポン!」とは…… 寒くなると食べたくなる、冬の定番メニュー「おでん」。金沢在住のマッシさんも今では大好きだというが、日本ならではのおでんに馴染むまでには時間がかかったという。
今回はマッシさんが、来日当初の赤面おでんエピソードや、金沢おでんの魅力を語る。
【写真11点】「冬の定番おでんはイタリア人もハマる味」を写真でチェック 案内人はこの方!
マッシミリアーノ・スガイ●1983年生まれ、日本食が大好きなイタリア人フードライター。 KADOKAWAよりフードエッセイ『イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ』を出版。日伊文化の違いの面白さ、日本食の魅力、食の美味しいアレンジなどをイタリア人の目線で発信中。
すべて「おでん」? マッシの恥ずかしエピソード
寒い時季に欠かせないヘルシーな料理といえば、間違いなく「おでん」だ。日本在住十数年の僕は、金沢市に住み始めてからおでんがますます好きになった。気が付いたら無意識におでん屋さんに入っていることもあるくらいだけど、実は、初めて食べたときに大変だった思い出もある。
おでんの美味しさを最高に味わうまでには、「割と時間がかかるよね?」と日本在住の外国人の友達も言っていた。時間がかかると言いながらも、多くの外国人観光客に人気な様子を見てほっこりする。今回は、おでんと僕の出合いや面白さ、金沢おでんなどについて書きたいと思う。
今、思い出すと笑えるけど、当時は恥ずかしかったエピソードがある。
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