② ルーがないけど味はピカイチなご当地チキンカレー
お次はモン州にある仏教徒の聖地、「チャイティーヨー・パゴダ」へ向かう途中で食べたものです。
カレーは、屋台をはじめミャンマー国内のいたるところで食べることができます。地域ごとに味付けも変わるのでミャンマーを周りながらご当地カレーを味わうのも面白いです。
屋台で注文したチキンカレー。
チキンカレーを注文しましたが、なんとカレー味のチキンがドンと乗せられ、日本ではお供え以外では禁忌とされそうな“レンゲブッ刺し”で提供されました。宗教や文化の違いだと思うので、これ以上は言いません。ちなみに写真奥にあるのはスパイス入りのスープ。このセットで2000チャット(約140円)でした。
ルーがないのが驚きでしたが、味はピカイチ。チキンはスパイスによって濃く味付けされ、少しずつチキンを削りながらご飯と一緒に食べ進めました。辛さも辛口程度でいいバランス。
ご飯は粘り気と甘みがあり日本のお米に近いです。ミャンマーの隣がインドとバングラディシュということもあり、料理にはスパイスが使われています。どこで食べても味の違いがあり、スパイス料理が好きな方にとって、ミャンマーは魅力的な旅先です。
そしてヤンゴンから東へ130kmほど移動して到着したのがミャンマー屈指の巡礼地、チャイティーヨー・パゴダ。気分も運気も上げてくれそうな巨大なゴールデンロックを見ることができました。
ミャンマー内の仏教徒にとって重要な巡礼地とされている。
男性はお布施をしてこの岩に触れることが可能ですが、女性は宗教上の理由から触れることは許されていません。
道中では軍による検問が行われており、車に外国人が乗っていると色々なリスクがあるよう。移動のバスに乗せてもらうのもひと苦労でした。どこへ行くにもミャンマー人に助けてもらいながらやっとのことで移動できました。
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