［高評価のポイント2］

2列目3列目シート、そして荷室にも妥協なし！

高級感のあるシンプル基調のキャビン造形。左右独立したキャプテンシートは身長185cmオーバーの編集Aが乗り込んでもまったく圧迫感はい。

ドライバーだけでなく、家族や仲間を愉しく快適に、そして安全に同乗させられるのもCX-80の大きな特徴だ。

というのも、グレードによっては2列目シートが左右独立したキャプテンシートも用意されており、スライド&リクライニング機構を備え、おまけに窓にはサンシェード付き。

家族が大喜びなのは間違いないし、なんなら運転好きでさえ、2列目に乗りたくなる快適さでショーファーカーにも使えそうだ。

パノラマサンルーフは広い車内をより開放的で気持ちいい空間にしてくれる。

そして、3列目シートも座ると十分快適。ありがたいのは3列目にもドリンクホルダーやUSB Type-C電源も備わることだ。ウィンドウも大きいから視界も良好。大人がしっかり座れる空間になっている。

シート形状やクッション性も良く、2列目と同様に居心地がいい。取って付けたような3列目ではなく、ちゃんと実用的。

荷室容量は3列目使用時に258L。床下にはプライバシーシェードを格納するスペースが設けられ、3列目を収納すると荷室容量は687Lに拡大。さらに2列目ベンチシート仕様では2列目も倒すことができ、その場合は最大1221Lと大容量の荷室空間となる。

そして、3列目のシートに人が乗っても、“ちゃんと使える”トランクスペースが確保されているのもスゴイところ。何も犠牲になっていない空間づくりはマツダがこだわった部分だ。